娘の彼氏の正体を暴いた母親の決断【横浜の素行調査事例】
娘から明かされた“彼氏への支援”という違和感
私は横浜市港北区に住む42歳の主婦です。社会人となった娘が最近交際を始めたという彼氏について、ずっと胸の奥に引っかかるものがありました。
交際は高校時代の同級生との再会がきっかけだったようで、当初は懐かしい気持ちで見守っていました。ところがある日、娘との何気ない会話の中で、「彼に生活費を援助している」という話が飛び出したのです。
理由を尋ねると、彼は今年に入って自分の会社を立ち上げたものの、まだ事業が安定しておらず、娘が彼の生活を支えているとのことでした。
当然、私は驚きました。娘の恋愛に口出ししたくはないという思いがある一方で、彼のような若者に会社経営の実力があるとは到底思えず、疑念が募っていきました。
母としての決断——素行調査の依頼へ
娘に直接反対することは避け、まずは事実を知ることから始めようと考えました。知人の紹介で、当探偵事務所に相談に伺いました。事情を説明すると、調査員の方は真摯に耳を傾けてくださり、「彼の素性を明らかにすることは、娘さんの将来を守ることにもつながります」とおっしゃってくれました。
私が持っていた情報は、彼の名前と顔写真、そして会社名が書かれた名刺のみ。調査可能か不安もありましたが、十分だと言われ、1か月間の調査をお願いしました。
正直、費用は安くありませんでしたが、それでも娘が不幸になることを思えば、迷う理由はありませんでした。
衝撃の調査結果——偽りの会社と裏の顔
1か月後、調査報告書を受け取るために再び事務所を訪れました。調査員の表情を見て、ただならぬ結果が出たことはすぐに分かりました。
まず、彼が設立したという会社について。確かにその名前は実在しましたが、所在地も事業内容も全く異なる、九州にある清掃会社のものでした。彼はその名称を勝手に借り、自分の名刺に印字していただけで、法人登記などは一切されていませんでした。
さらに調査は彼の私生活にも及びました。結果、彼は既婚者であり、なんと3歳になる子どもまでいることが発覚したのです。娘はその事実を全く知らず、むしろ「結婚しよう」と言われて信じ切っていた様子でした。
つまり娘は、自分だけでなく彼の本妻や子どもとも知らぬ間に生活費を共有させられていたということになります。浮気というよりも、完全に詐欺まがいの行為だと感じました。
娘との対話と、涙の決断
私は調査報告書を持ち帰り、その日の夜に娘を呼び出しました。真剣な表情の私を見て、娘もすぐに何かを察したようでした。
報告書を見せ、ひとつひとつ説明しました。娘は最初、信じられないという様子でしたが、証拠写真や裏付け資料を見るにつれ、次第に顔色を失い、声を殺して泣き始めました。
「信じてたのに……私、バカだった……」
娘は彼と“いずれ結婚する”という話をしていたそうです。彼の言葉を一つひとつ信じ、大切に育んできた8か月間の交際だったと言います。それがすべて偽りだったと知り、彼女の心は深く傷つきました。
それでも娘は、自ら彼に別れを告げる決意をしました。「このままじゃ、自分が壊れてしまう」と。彼と連絡を取ったその夜、電話口で淡々と別れを告げる娘の横顔は、どこかふっきれたような表情をしていました。
素行調査が照らした真実と未来
今回、私が娘に内緒で調査を依頼したことについて、正しかったのか自問することもありました。けれど、結果として娘は重大な被害を免れることができ、最悪の未来を避けることができました。
恋愛において相手を信じる気持ちはとても大切です。しかし同時に、見えない部分を放置することは、ときに取り返しのつかない結果を招きかねません。
当探偵事務所の調査員の方々には、ただ調査をするだけでなく、報告後も私と娘の気持ちに寄り添い、アドバイスをしてくださったことに深く感謝しています。
私たち親子にとって、今回の経験は非常に大きな教訓となりました。娘には、また一歩ずつ前を向いて、新しい幸せを掴んでほしいと願っています。
※プライバシー保護の観点から、依頼者、依頼者の家族、調査対象者の属性(年齢・性別・職業・住所)や依頼内容については、一部変更を加えています。
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