「パート仲間との同窓会」が隠していた真実…退職後に元同僚男性との不倫関係を続けていた妻【横浜の浮気調査事例】

パート退職後に激変した妻の外出パターン
横浜市港北区で妻と中学2年生の娘、小学4年生の息子と暮らすBさん(44歳・IT企業システムエンジニア)が当探偵事務所にご相談にいらしたのは、桜の季節が終わりを告げる4月下旬の午後でした。結婚15年目を迎えるBさんご夫婦は、子どもたちの成長と共に、安定した家庭生活を築いてきたはずでした。
妻の美穂さん(仮名、42歳)は結婚後に正社員を退職し、子どもたちが小学校に入学してからは近所のスーパーマーケットでパートタイマーとして働いていました。午前10時から午後4時までの勤務で、子どもたちの学校行事にも積極的に参加し、理想的な母親として近所でも評判でした。
しかし、3か月前に突然パートを退職したことが、すべての変化の始まりでした。退職理由は「職場の人間関係がストレスになった」「パート先のマネージャーとうまくいかない」「新しいパートの人との関係が難しい」というものでした。確かに、最近の妻は仕事から帰宅した後に疲れた様子を見せることが多く、「職場でのトラブルがあるのかな」とBさんも心配していました。
「最初は妻が仕事のストレスから解放されて、リフレッシュできるならいいことだと思っていました。経済的にもそれほど困るわけではないし、家事や育児に専念してくれれば…」とBさんは振り返ります。
ところが、パート退職後の妻の行動は、Bさんの予想とは全く異なるものでした。家事や育児に専念するどころか、「元職場の同僚と会う」「パート仲間との同窓会」「前の職場の人とランチ」といった理由で、週に2〜3回のペースで外出するようになったのです。
最も気になったのは、外出時間の長さでした。「ランチ」と言いながら、午前10時頃に出かけて午後5時や6時まで帰宅しないことが多くなりました。「久しぶりに会うから話が盛り上がった」「みんなでショッピングもした」といった説明でしたが、そのほとんどが平日の外出で、他の主婦が参加しにくい時間帯でした。
さらに決定的だったのは、外出後の妻の様子でした。パートを辞めてストレスから解放されたとはいえ、外出から帰宅した妻は異常に上機嫌で、スマートフォンを手放さず、家事をしながらも頻繁にメッセージをチェックしては笑みを浮かべるようになりました。以前はそれほどスマートフォンに依存していなかった妻の変化は、家族にとって違和感のあるものでした。
また、妻の身だしなみにも変化がありました。パート勤務時代は実用的な服装が中心でしたが、最近は外出時により洗練された装いを選ぶようになりました。化粧品も新しいものを購入し、美容院に通う頻度も増えていました。「久しぶりに友達に会うから、きれいにしておきたい」という説明でしたが、その頻度は明らかに異常でした。
決定的な疑いを抱いたのは、ある日の夕方でした。妻が洗面所にスマートフォンを置き忘れて入浴した際、メッセージの通知音が鳴りました。画面には見知らぬ男性の名前と「今日も会えてうれしかったよ。君といると時間があっという間に過ぎる」という内容が表示されていました。
この瞬間、Bさんの心の中に「もしかして妻が浮気をしているのではないか」という疑念が芽生えました。15年間の結婚生活で築いてきた信頼関係を疑うことには大きな躊躇がありましたが、子どもたちの将来のことを考え、真実を知る必要があると判断し、当探偵事務所に調査を依頼されることを決意しました。

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日吉本町駅前カフェでの密会相手との合流
ご依頼を受けた当探偵事務所では、まず妻の外出パターンと行動範囲を詳細に分析しました。Bさんから提供された情報によると、外出は主に火曜日、木曜日、土曜日に集中しており、時間は午前10時頃から午後5〜6時頃までが多いことが判明しました。
また、妻が「元職場の同僚」と説明している相手についても、パート先での人間関係を調査する必要がありました。パートを退職した理由と、その後の行動パターンには明らかな矛盾があり、退職を機に特定の人物との関係が深化した可能性が高いと判断されました。
調査開始日として選んだのは、ある火曜日の午前でした。午前9時30分頃から港北区内の自宅周辺で監視を開始し、妻の外出を確認しました。午前10時15分頃、妻は「久しぶりに元職場の人たちとランチをしてくる」とBさんに告げて徒歩で外出しました。
妻の装いは、単なる「元同僚とのランチ」には不釣り合いなものでした。ナチュラルメイクでありながら丁寧に仕上げられた化粧、白いシャツに上品なロングスカートという洗練されたスタイルで、明らかに特別な人に会うための装いでした。アクセサリーも控えめながら上質なものを選んでおり、全体的に女性らしい魅力を強調した装いでした。
妻は自宅を出ると、徒歩で日吉本町駅方面に向かいました。約12分の徒歩で駅前に到着した妻は、駅近くの落ち着いた雰囲気のカフェに入りました。店内で誰かを待つ様子を見せており、約15分後に一人の男性が入店してきました。
男性は40代前半と思われ、身長170センチほどの標準的な体型でした。グレーのスーツに黒い革靴、眼鏡をかけた知的な印象の人物で、ビジネスマンとしてのきちんとした身だしなみでした。しかし、平日の昼間にスーツで現れたことから、会社を抜け出してまで密会に来ていることが推測されました。
男性を見つけた妻の表情は一変し、満面の笑顔になりました。立ち上がって手を振り、男性も笑顔で応えました。二人は軽く握手を交わしましたが、その接触時間は通常の同僚関係よりも長く、明らかに親密さを感じさせるものでした。男性が妻の席まで案内し、椅子を引いてあげる紳士的な態度も、単なる元同僚以上の関係性を示していました。
カフェでの親密な時間とマンションへの移動
カフェでの二人は、向かい合って座りながら親密に会話を楽しんでいました。調査員は適切な距離を保ちながら、集音機器により二人の会話の一部を録音しました。「仕事を辞めてから君に会えるようになってよかった」「あの職場にいたら、こんなふうに話すことはできなかった」「家族には元同僚の集まりと言ってある」といった内容が確認され、二人が秘密の関係にあることが明らかになりました。
特に印象的だったのは、二人の身体的な距離の近さでした。妻が男性の腕に軽く触れながら話す場面や、男性が妻の手を軽く握る場面も確認されました。また、二人が同じスマートフォンの画面を見ながら写真を共有している様子も観察され、プライベートな関係であることが明らかでした。
約1時間15分のカフェでの時間の後、二人は店を出ました。その際、男性が妻のバッグを持ってあげたり、妻が男性の腕に軽く寄り添ったりする場面も確認され、完全に恋人同士の行動でした。
カフェを出た二人は、徒歩で港北区高田西の住宅街に向かいました。約10分の歩行で、二人は中層マンションの前に到着しました。このマンションは築15年程度の落ち着いた外観で、単身者向けの部屋が多い物件でした。
男性は慣れた様子でオートロックの暗証番号を入力し、妻と一緒にエントランスから入室しました。二人は周囲を気にする様子もなく、自然にマンション内に消えていきました。これは明らかに、男性がこのマンションに住んでいるか、または定期的に利用している部屋があることを示していました。
マンション滞在と継続的な密会パターンの確認
マンションに入った二人は、約3時間にわたって滞在しました。この長時間の滞在は、単なる友人関係の延長では説明できない親密な関係を示唆するものでした。調査員はマンションの外から監視を続け、二人の退出を待ちました。
午後2時45分頃、まず男性が一人でマンションから出てきました。身だしなみを整え、ネクタイの位置を調整する様子が確認されました。その表情は満足そうで、充実した時間を過ごしたことが見て取れました。
約15分後、妻も一人で出てきました。入室時と比べて、髪型が乱れており、化粧も薄くなっていました。服装も若干しわが寄っており、マンション内で親密な時間を過ごしたことは明らかでした。
マンションの外で、二人は再び合流しました。人目を気にしながらも、約10分間立ち話をしていました。その間、男性が妻の肩に手を置く場面や、妻が男性の胸に軽く触れる場面も確認されました。別れ際には、周囲を確認してから軽いハグを交わし、「また今度会おう」「連絡を待っている」といった会話を交わしていました。
その後、二人は別々の方向に歩いて行きました。男性は日吉駅方面に向かい、妻は自宅方向に向かいました。この別れ方は、同じ時間に同じ場所から帰宅することで家族に怪しまれることを避けるための配慮でした。
帰宅途中、妻は駅前のドラッグストアで化粧品を購入しました。これは明らかに、マンションで乱れた化粧を直すためのものでした。その後、コンビニエンスストアで軽食を購入し、「元同僚との集まりで軽く食事をした」というアリバイを作っていました。
男性の身元調査と元職場での関係
マンションでの密会を確認した後、当事務所では男性の身元調査を実施しました。マンションの居住者リストと、妻の元職場の従業員情報を照合することで、男性の正体を特定する作業を進めました。
調査の結果、男性は妻が勤務していたスーパーマーケットで同時期に勤務していた元同僚の大野俊介さん(仮名、41歳)であることが判明しました。大野さんは当時、商品管理部門のリーダーを務めており、妻とは同じフロアで働いていました。現在は別の小売チェーンで店舗運営マネージャーとして勤務していました。
さらに調査を進めると、大野さんは既婚者で、妻と高校生の息子、中学生の娘と暮らしていることが判明しました。自宅は横浜市青葉区にあり、密会に使用していたマンションは会社の福利厚生で借りている単身赴任用の部屋であることも分かりました。
妻の元同僚への聞き込みにより、美穂さんと大野さんの関係の背景も明らかになりました。二人は約2年間、同じ職場で働いていましたが、当時から親しい関係でした。大野さんは部下への面倒見がよく、美穂さんも仕事の相談をすることが多かったといいます。
特に重要だったのは、美穂さんの退職の本当の理由でした。同僚の証言によると、美穂さんと大野さんの関係が職場で噂になり始めたことが退職の真の理由だったのです。「人間関係のトラブル」というのは、二人の親密な関係が他の従業員に知られることを避けるための口実でした。
また、大野さんも美穂さんの退職直後に、「キャリアアップのため」という理由で転職していることが判明しました。これは偶然ではなく、職場での関係を隠すための計画的な行動だったと推測されます。
継続調査で確認された深い愛情関係
初回調査の成功を受けて、当事務所では計2回の追加調査を実施しました。その結果、美穂さんと大野さんの関係が単なる肉体関係を超えた深い愛情関係であることが判明しました。
2回目の調査では、密会前に二人が日吉駅前のデパートでショッピングをする場面を目撃しました。大野さんが美穂さんにアクセサリーをプレゼントする場面や、二人で洋服を選んでいる場面も確認されました。完全に恋人同士のデートの様子で、経済的な支援も行われていることが明らかになりました。
その後の密会でも、二人は同じマンションを利用していました。しかし、今度は滞在時間がより長く、4時間近くに及んでいました。また、マンションから出てきた際の二人の様子も、より親密さが増しており、深いキスを交わす場面も確認されました。
3回目の調査では、より決定的な証拠を得ることができました。マンションでの密会後、二人が「君と一緒にいる時間が一番幸せだ」「家族のことを考えると複雑だけど、君への気持ちは本物だ」「いつか一緒になれる日が来るといいな」といった会話を交わしている様子を録音しました。これらの内容から、二人が将来についても真剣に話し合っており、単なる不倫を超えた深い愛情関係であることが明らかになりました。
元職場恋愛から発展した不倫の特殊性
この事例の特徴は、職場での恋愛関係が退職を機に不倫関係に発展したという背景にあります。職場恋愛は多くの制約がありますが、退職により自由になったことで、関係が一気に深化したパターンです。
職場での関係は、業務上のコミュニケーションが自然に親密さを生み出します。美穂さんと大野さんの場合、大野さんが部門のリーダーという立場で、美穂さんに仕事を教えたり、相談に乗ったりする機会が多かったことが関係の始まりでした。
また、既婚者同士の職場恋愛は、お互いの家庭事情を理解し合える関係でもあります。子育ての悩みや配偶者への不満などを共有することで、精神的な結びつきが深まっていったのです。
しかし、職場での関係は周囲の目もあり、自由に発展させることができません。美穂さんの退職は、この制約から解放されるための手段でもあったのです。退職により、二人は自由に会うことができるようになり、関係が急速に深化していきました。
この類型の不倫は、既に深い信頼関係が築かれているため、発覚しにくいという特徴があります。「元職場の同僚」という説明は社会的にも自然で、配偶者も疑いを持ちにくいのです。
単身赴任用マンションを利用した巧妙な隠蔽工作
今回の事例で特に注目すべきは、大野さんが会社の福利厚生で借りている単身赴任用マンションを密会場所として利用していたことです。これは非常に巧妙な隠蔽工作で、以下のような利点がありました。
まず、ラブホテルのような露骨な施設を使用する必要がなく、一般的な住宅地にあるマンションなので人目につきにくいという点です。また、大野さんが正当な理由で借りている部屋なので、利用記録も残らず、発覚のリスクが低いという利点もありました。
さらに、プライベートな空間を持つことで、二人はより深い関係を築くことができました。ホテルのような一時的な場所ではなく、生活感のある空間で時間を過ごすことで、まるで同棲しているような気分を味わうことができたのです。
しかし、この手法は会社の福利厚生制度の不正使用にも当たる可能性があります。業務目的で借りている部屋を私的な用途、特に不倫のために使用することは、会社に対する背任行為とも言えるでしょう。
決定的証拠による現実との向き合い
当探偵事務所がまとめた調査報告書をお受け取りになったBさんは、予想していた以上に深刻な現実に大きなショックを受けられました。単なる浮気ではなく、元職場での関係から発展した深い愛情関係であることが、Bさんにとって特に受け入れがたいものでした。
「まさか妻がパートを辞めた本当の理由が不倫相手との関係を隠すためだったなんて…。15年間の結婚生活の中で、こんな裏切りがあったなんて信じられません」とBさんは語られました。
報告書には、日吉本町駅前カフェでの密会、マンションでの長時間滞在、親密な身体接触、深い愛情を示す会話記録、そして継続的な関係を示す詳細な証拠が含まれていました。特に、マンションでの長時間滞在と、その後の親密な別れの様子は、不貞行為の決定的な証拠となりました。
Bさんは深いショックを受けながらも、比較的冷静に状況を分析されました。「子どもたちのことを考えると感情的になるわけにはいかない。でも、このような深い関係の不倫を続けられては、家族として成り立たない」との判断を下されました。
現在Bさんは、子どもたちへの影響を最小限に抑えながら、離婚問題に詳しい弁護士との相談を開始されています。写真証拠、マンション利用記録、継続的な関係を示す行動記録、深い愛情関係を示す会話記録など、法廷で有効な証拠が十分に揃っているため、弁護士からも「非常に有利な条件で協議を進められる」との見解をいただけました。
職場恋愛から発展する不倫の予防策
この事例は、職場恋愛が不倫に発展するリスクを浮き彫りにしています。既婚者の職場恋愛は、以下のような段階を経て不倫関係に発展することが多いのです。
第一段階は「業務上の親密な関係」です。仕事を通じて頻繁にコミュニケーションを取る中で、お互いに好意を抱くようになります。第二段階は「私的な相談関係」で、家庭の悩みや個人的な問題を相談し合うようになります。第三段階は「秘密の共有」で、お互いの気持ちを確認し合い、秘密の関係を始めます。
このような関係を防ぐためには、既婚者として適切な距離感を保つことが重要です。職場での人間関係は業務に必要な範囲に留め、私的な相談や秘密の共有は避けるべきです。
また、配偶者に対しても職場での人間関係について透明性を保つことが大切です。特定の異性との関係が親密になりすぎている場合は、配偶者に相談し、適切な対処法を考える必要があります。
現在Bさんは、15年間の結婚生活と子どもたちの将来を考慮し、今後の対応を慎重に検討されています。職場恋愛から発展した深い愛情関係という複雑な不倫に対して、どのような対応が最善かを法的アドバイスを受けながら判断されています。
この事例から学ぶべき教訓
今回の調査は、パート退職という人生の転機が不倫関係の発展に利用された事例でした。配偶者の退職や転職といった環境の変化は、生活パターンの変化をもたらし、不倫の機会を作り出す可能性があります。
特に重要なのは、配偶者の説明する退職理由と、その後の行動パターンの整合性を確認することです。今回のケースでは、「人間関係のトラブル」で退職したはずの妻が、その後頻繁に「元同僚」と会っているという矛盾がありました。
また、スマートフォンの使用パターンの変化も重要な手がかりです。特に、これまでそれほど依存していなかった人が急に頻繁にメッセージをチェックするようになった場合は、新しい人間関係が生まれている可能性があります。
現代社会では、職場での出会いが不倫に発展するケースが増加しています。既婚者として適切な人間関係を維持し、配偶者への透明性を保つことが、家族の絆を守るために重要です。
真実を知ることは時として辛いものですが、家族の将来に向けた正しい判断を下すためには必要不可欠です。もし同様のお悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、一人で悩まず専門家にご相談されることをお勧めいたします。
※本事例は実際の調査に基づいていますが、プライバシー保護の観点から、個人が特定されないよう詳細を変更しています。記載されている地名や施設名についても、事例の理解を助けるために使用しており、実際の調査対象や関係者とは一切関係ありません。

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