結婚直前、彼の素行調査でわかった意外な真実【横浜の素行調査事例】

幸せなはずなのに…彼の態度に募る不安

東京都品川区にお住まいの26歳の女性から、当探偵事務所にご相談がありました。ご職業は看護師。ご相談内容は、結婚を控えた婚約者の素行についてのものでした。
「大学時代のサークルで知り合って、交際５年目にようやくプロポーズされました。お互い医療の現場で働く中、つらいことも一緒に乗り越えてきました。ようやくゴールインできると思っていたのに…」

依頼者は、幸せの絶頂であるはずの結婚準備期間に、婚約者の態度がどこか冷たくなってきたことに悩んでいました。

会えない・連絡が減る・よそよそしい態度

結婚式を2か月後に控えたある時期から、彼が頻繁に「忙しい」と言って会ってくれなくなったそうです。共働きではありましたが、依頼者は「結婚までは実家で暮らす」と両親と約束していたため、同居はしていませんでした。
そのため、婚約者の日常生活の様子はまったく分からず、行動の全貌は不透明。結婚指輪を選びに出かけたときも、「どこか他人行儀で、早く帰りたいような雰囲気だったんです」と話す依頼者は、つい店内で口論になり、それ以降、彼とはまともな連絡も取れなくなってしまいました。

「自分が悪かったのかも」「彼の気持ちが冷めてしまったのではないか」——不安は日に日に膨らみました。

友人や彼の両親にそれとなく尋ねても、「きっと結婚式の準備でバタバタしてるんだよ」と言われるばかり。誰に聞いても、核心には触れられず、依頼者は孤独と不安に苛まれていきました。

本当の彼を知りたい——結婚前の素行調査

「結婚を前にして、こんな気持ちのままでいいのか」。不安を拭いきれず、依頼者は思い切って当探偵事務所に連絡をくださったのです。
「探偵を頼るなんて、自分でも驚きました。でも、何もわからないまま式当日を迎えるほうが、ずっと怖かったんです」

ご相談時には、婚約者の職場や自宅の情報、普段の行動パターンなどを丁寧にヒアリングさせていただきました。依頼者は「信じたいけれど、少しでも心の整理をつけておきたい」と、複雑な感情を抱えていらっしゃいました。

調査期間は１週間。対象者が仕事を終えた後や週末の行動を重点的に確認することとなりました。

調査結果——浮気も裏切りもなかった

調査報告は思いのほか早くまとまりました。結果から言えば、婚約者に不審な行動は一切なく、浮気や他の女性の存在も確認されませんでした。
むしろ、判明したのはまったく逆の事実でした。

婚約者は、依頼者に向けた大きなサプライズの準備に奔走していたのです。

仕事終わりや休日の多くを、依頼者の友人や彼自身の両親と連携しながら、サプライズの段取りに費やしていたことが確認されました。調査中に尾行した先は、式場、アクセサリーショップ、映像制作会社、さらには依頼者の実家近くのカフェなど。すべて、依頼者を喜ばせるための準備の場でした。

当探偵事務所の調査員も、「これ以上踏み込んだらサプライズの中身が依頼者に伝わってしまう」と判断し、内容の詳細は伏せる形で報告書をまとめました。

結婚式当日——サプライズの連続

調査結果を受け取った依頼者は、しばらく言葉を失った後、安心したように涙を浮かべておられました。そして迎えた結婚式当日。
式の中盤、婚約者からは驚きのプレゼントが次々と届けられました。エンゲージネックレスとピアス、両親と過ごした20年以上をまとめた感動的なフォトムービー、さらには新婚旅行のプレゼントまで。

依頼者だけでなく、式に参列していた全員が、彼の思いやりと準備力に心を打たれた瞬間でした。婚約者自身も、友人からのサプライズに感極まり、こっそり男泣きしていたそうです。