「結婚する気がある」と言いながら、なぜ動かない?彼の真意を探るための素行調査【横浜の素行調査事例】

長年付き合っているのに、なぜか話が進まない彼

依頼者は、横浜市鶴見区にお住まいの30歳女性。20代前半の頃から付き合っている交際歴8年の彼氏がいるものの、いまだに結婚の話が具体的に進まないことに疑問を抱き、当探偵事務所にご相談くださいました。
「もう30歳を迎えましたし、将来のことを真剣に考えたいんです」と語る依頼者。彼は優しく誠実で、ふだんの付き合いにも不満はなかったとのこと。ただひとつ、「なぜか私の家族にも、彼自身の両親にも紹介してくれない」という点がずっと引っかかっていたといいます。

彼のほうからは「今は仕事が忙しい」「結婚なんて紙一枚のこと」といった言葉が返ってくるばかり。真剣に将来を考えていないわけではないと信じてはいたものの、30代を迎えた今、人生を預けるに値する相手かどうかを見極める必要があると感じ、素行調査を決意されたそうです。

2週間の調査で浮かび上がった“別の顔”

依頼者の予算の都合もあり、今回は平日・週末を含めた2週間の調査期間が設定されました。調査対象の男性は、横浜市港北区内にある中堅IT企業に勤める40歳手前の会社員。表向きは横浜市西区のワンルームマンションで一人暮らしをしているという話でした。
しかし、初日から事態は動きます。勤務終了後、男性はまっすぐにその“自宅”には帰らず、別の住所——横浜市都筑区の閑静な住宅街にある一戸建てへ向かいました。周囲を気にする様子もなくインターホンを鳴らし、すぐに中へ。迎え入れたのは30代後半と思しき女性と、小学校低学年ほどの子ども2人。翌朝もその家からスーツ姿で出勤する様子が確認され、実質的にこの家で生活していることは明らかでした。

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浮かび上がった「二重生活」

その後も調査は続き、週末にはさらに驚くべき事実が判明します。男性は家族とともに近所のショッピングモールで買い物をし、公園で遊ぶ子どもたちを見守るなど、まさに“良き父親”としての顔を見せていました。指輪をつけていないのは事実でしたが、調査の結果、この女性とは正式に婚姻関係にあり、男性は依頼者に対して既婚者であることを隠して交際を続けていたことがわかりました。
さらに調査を進めると、男性が“独身”を装うために西区のマンションを友人名義で借りていた事実も判明しました。鍵は常に持ち歩いており、依頼者とはこのマンションで定期的に会っていたとのこと。外見や日常の様子からは想像もつかないほど巧妙に二重生活を築いていたのです。

さらにもう一人?浮気の事実が発覚

ところが、調査期間中にもうひとつの衝撃が走ります。ある平日、男性が「残業で遅くなる」と依頼者に伝えたその夜、彼は横浜市中区のレストランで別の女性と待ち合わせていました。相手は20代半ばの女性で、身だしなみも整った落ち着いた雰囲気。2人は終始親しげに会話を交わし、食事の後はそのまま例の西区のマンションへ向かい、一夜をともにしました。
これで、男性が依頼者を含む少なくとも3人の女性と関係を持っていたことが明らかになりました。8年という長い交際期間の中で、依頼者は完全に騙され続けていたのです。

調査報告と依頼者の決断

報告書を手にした依頼者は、最初こそ言葉を失っていましたが、冷静に現実を受け止めた上で「やっぱり調査して良かった」とおっしゃいました。「知らなかったら、このままずっと彼を信じて待ち続けていたと思うとゾッとします」と話されていたのが印象的です。
その後、依頼者は彼に調査を行ったことを伏せたまま、突然連絡を断ち、一方的に別れを告げました。相手は意外なほどあっさりと了承したそうです。「これまでの言葉や態度は何だったのか」と虚しさが残ったものの、「もっと大切にしてくれる人を探したい」と前を向いておられました。

結婚は人生を左右する重要な決断。だからこそ…

今回のように、長年の交際が必ずしも相手の誠実さを保証するわけではありません。むしろ、時間が経過するほどに“聞けないこと”“確かめられないこと”が増え、真実が見えにくくなることもあります。
素行調査は、結婚前に相手の本当の姿を知るための有効な手段です。真実が明らかになることは、時に辛く苦しい現実と向き合うことにもなりますが、それでも、依頼者が新たな人生を踏み出す一歩として、調査が役に立てたのであれば、当探偵事務所としても本望です。

※プライバシー保護の観点から、依頼者、依頼者のパートナー、不倫相手の属性(年齢・性別・職業・住所)や依頼内容につき、変更を加えています。

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