昇進後に変わった夫の行動…心配の果てに依頼した素行調査【横浜の素行調査事例】
毎晩毎週末遅くまで出勤している夫の素行調査
私たち夫婦は結婚して25年目を迎え、子どもも独立し、ようやく夫婦ふたりの時間が増えてきた頃でした。今年、夫は銀行で勤続30年を迎え、ついに支店長への昇進が決まりました。
(相談者:東京都板橋区在住 事務職 53歳女性)
家族としても誇らしく思っており、「これからはゆとりある生活が送れるかもしれない」と期待していたのですが、現実はまったく逆でした。支店長に就任して以降、夫は連日のように帰宅が遅くなり、週末も「出勤しなければならない」と朝から外出するようになったのです。
もともと几帳面で責任感の強い性格であることは分かっていましたが、支店長就任から2か月以上経っても、まるで終わりの見えない激務が続いていました。
「体を壊す前に、せめて週に1日でも休めないの?」と声をかけても、「今は仕方ない。任されている以上、手を抜けない」と一点張り。家庭での会話も激減し、まるで生活の中に“夫”がいないような感覚すら覚えていました。
不安が疑念に変わったきっかけ
ある日、何気ない会話の中で、夫が「今日は港南区の得意先へ行っていた」と言ったにも関わらず、スマホの地図アプリには中区のスポットが記録されていたことがありました。そのとき初めて、「本当に仕事で出かけているのだろうか」と疑念が湧いたのです。
さらに過去には、同じ支店で働いていた若い女性職員から執拗にアプローチされていたことも思い出され、不安がいよいよ確信めいてきました。
自分で確かめたい気持ちもありましたが、尾行や証拠収集は素人には到底難しく、最終的には横浜市内の実績ある当探偵事務所へご相談することにしました。夫の勤務先が横浜市港南区にあるため、地元に詳しい探偵事務所であれば、より的確な調査が可能だと考えたのです。
1週間にわたる調査の結果
調査は平日5日間と週末2日間、合計7日間にわたって実施されました。
結果として、夫は毎朝6時過ぎには自宅を出発し、港南区内の銀行支店へ直行。営業時間前から支店内で会議資料の準備を行い、閉店後も部下の指導や顧客対応、帳簿整理などに追われていました。
週末も「休日出勤」は事実であり、土曜は磯子区の高齢顧客の自宅を訪問し、日曜は港北区の商工会との打ち合わせに顔を出していました。
1日中働き詰めの夫の姿が調査員の目によって記録され、報告書にも詳細な行動が記されています。第三者から見ても、不審な点はまったく見受けられませんでした。
むしろ「これだけ真面目に働く人は珍しい」と調査員から驚かれるほどで、家庭を顧みる余裕がないのは事実でも、不倫や隠し事は一切なかったのです。
調査結果を受けて夫婦が見直したもの
報告を受けた私は、正直に言って安堵と後悔が入り混じったような感情に襲われました。
「仕事だから仕方ない」と夫が繰り返していた言葉は、単なる言い訳ではなく、真摯に支店長としての責務を果たそうとする姿だったのです。
しかし、その頑張りは決して健康的ではなく、報告書からも過労の兆しが読み取れました。
私は意を決して夫に調査の結果を正直に伝え、「家族として、これ以上見ていられない」と訴えました。
夫は初めは驚いていたものの、次第に表情がゆるみ、「そこまで心配していたのか」とぽつり。そして、重い腰を上げて内科での検査を受けることになり、高血圧・胃腸の疲弊・睡眠障害の兆候が見つかりました。
その結果、医師から1週間の休養を指示され、ついにまとまった休みを取得するに至ったのです。
調査がきっかけで救われたもの
今回の素行調査は、浮気の証拠を得るためのものではなく、夫の生活実態を客観的に知るためのものでした。
結果として、私の疑念は晴れ、夫の健康状態を知るきっかけにもなりました。
探偵事務所に依頼することには、当初かなりの葛藤がありましたが、今となっては「依頼して本当によかった」と思っています。
家庭の中だけでは見えない真実に触れることで、夫婦の信頼関係を再構築できたように感じます。
夫も、休養後は週1日の定休日を自ら設定し、家庭で過ごす時間を大切にするようになりました。昇進後の多忙な日々で見失いかけていた“家族の時間”を取り戻せたことは、私たちにとってかけがえのない成果だったのかもしれません。
※プライバシー保護の観点から、依頼者、依頼者のパートナー、不倫相手の属性(年齢・性別・職業・住所)や依頼内容につき、変更を加えています。
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