残業という嘘の裏に隠された職場不倫…ラブホテルでの密会を完全記録【横浜の浮気調査事例】

増え続ける残業への疑念
横浜市栄区内在住のAさん(30代女性)が当探偵事務所にご相談にいらしたのは、ある秋の夕方でした。結婚5年目を迎えたAさんご夫婦でしたが、この半年ほどで夫の行動に明らかな変化が現れていました。
「最初は会社が忙しいのかなと思っていました。でも残業の頻度が週3回以上になって、帰宅時間も以前は8時頃だったのが10時を過ぎることが当たり前になって…」とAさんは振り返ります。
さらに気になったのは、残業の理由を尋ねても「プロジェクトが立て込んでいて」「新しいシステムの対応で」といった曖昧な説明しか返ってこないことでした。以前はもっと具体的に仕事の内容を話してくれていた夫の変化に、Aさんは次第に不安を募らせていました。
決定的だったのは、夫のスマートフォンの扱い方が変わったことです。以前はリビングのテーブルに置きっぱなしにしていたのに、最近は常に手元に置き、画面を下向きにして置くようになりました。さらに、入浴時も洗面所まで持参するようになったのです。
「きっと何かあるに違いない」そう確信したAさんは、真実を知るために当探偵事務所に調査を依頼されました。依頼内容は「平日夜間の行動調査および素行調査」でした。

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本郷台駅での待ち合わせを発見
調査開始から3日目、決定的な瞬間が訪れました。その日は木曜日で、夫は朝「今日も遅くなりそうだ」と言って出勤していました。午後7時頃、夫は予定通り会社を退社し、通常であれば自宅方面に向かうはずでしたが、なぜか反対方向のJR本郷台駅に向かいました。
駅前のコンビニエンスストア前で、夫は立ち止まって周囲を見回していました。調査員が適切な距離を保って観察を続けていると、午後7時30分頃、一人の女性が現れました。
女性は30代前半と思われ、ネイビーのジャケットにグレーのタイトスカート、黒いパンプスという職場帰りを思わせる装いでした。髪は肩までのボブカットで、小さなハンドバッグを持っていました。夫を見つけると、女性は自然な笑顔で手を振り、二人は何事もないかのように歩み寄りました。
驚いたのは二人の距離感でした。初対面や単なる同僚とは思えないほど自然で、女性が夫の腕に軽く触れながら話しかける様子からも、既に親密な関係であることが窺えました。二人は約10分間、コンビニの前で談笑していましたが、その間も周囲を気にしながら話をしており、明らかに人目を避けようとする意図が感じられました。
港南区のラブホテルへの移動を確認
午後7時40分頃、二人は駅前のタクシー乗り場に向かいました。夫が手を挙げてタクシーを止め、女性を先に乗せてから自分も後部座席に座りました。調査員は別のタクシーで後を追いました。
タクシーは横浜市栄区を抜けて港南区方面に向かいました。約15分の乗車時間を経て、タクシーが停車したのは港南区の住宅街の一角でした。しかし、この場所は一般的な住宅地ではありませんでした。近くにはネオンサインが目立つ建物が数軒並んでおり、明らかにラブホテル街の一部でした。
二人はタクシーから降りると、まず周囲を見渡しました。特に夫は慎重に左右を確認してから女性に何かを囁き、二人で歩き始めました。目的地は白い外壁の洗練されたホテルでした。
午後8時5分、二人は迷うことなく高級感のあるホテルのエントランスに向かい、自動ドアをくぐって中に入っていきました。この一連の行動から、二人がこの場所に慣れ親しんでいることは明らかでした。調査員は建物の外観と二人が入っていく様子を複数のアングルから撮影し、時刻と併せて記録しました。
2時間半の密会と慎重な退出
ホテル内での滞在時間は2時間35分に及びました。その間、調査員は建物周辺で待機し、二人の退出を待ちました。この長時間の滞在は、単なる話し合いや食事ではなく、明らかに性的関係を目的とした密会であることを物語っていました。
午後10時40分、最初に女性が一人でホテルから出てきました。入る時とは異なり、髪型が少し乱れ、化粧も薄くなっているのが確認できました。女性は周囲を確認してからスマートフォンで何かを操作し、約5分後に迎えのタクシーに乗り込みました。
その10分後、今度は夫が一人で出てきました。夫もまた服装を整え直すような仕草を見せており、ネクタイの位置を直し、髪を手で撫でつけていました。夫もスマートフォンでタクシーを呼び、約8分後に別のタクシーに乗車しました。
調査員は夫のタクシーを追跡し、夫が自宅とは反対方向に向かうことを確認しました。夫は途中のコンビニエンスストアで下車し、約15分間店内で時間を潰してから、改めて自宅方面のタクシーに乗り直していました。これは明らかに帰宅時間を調整し、妻に怪しまれないようにする工作でした。
職場関係の詳細調査で浮かび上がった真実
このラブホテルでの密会を確認した後、当事務所では女性の身元調査を実施しました。夫の勤務先周辺での聞き込みや、公開されている企業情報の照合により、女性の正体が明らかになりました。
女性は夫と同じIT企業に勤務する後輩社員のCさん(28歳)でした。入社3年目で、マーケティング部に所属していました。夫は開発部の係長職でしたが、4か月前から開始された新システム開発プロジェクトで、マーケティング部との連携が必要となり、Cさんと接点を持つようになったのです。
さらに調査を進めると、二人の関係は業務上の必要性を超えていることが判明しました。プロジェクト会議は月2回程度でしたが、夫の残業頻度はそれ以上に増えており、実際には業務外での接触が頻繁に行われていたと推測されました。
また、夫が「システム対応」と説明していた残業の多くが、実際にはCさんとの時間を作るための口実だったことも明らかになりました。夫の会社では残業時間の管理が厳格に行われており、本当に業務で遅くなる場合は事前申請が必要でしたが、夫の申請記録と実際の帰宅時間には大きな乖離があったのです。
継続調査で確認された定期的な密会パターン
初回の決定的証拠を得た後、当事務所では計6回の追加調査を実施しました。その結果、二人の密会には明確なパターンがあることが判明しました。
密会は必ず木曜日と火曜日に行われていました。曜日が固定されているのは、Cさんの残業スケジュールと関係していると思われました。夫は該当日の朝、必ず「今日は遅くなる」とAさんに伝えており、計画的な不倫行為であることは疑いようがありませんでした。
待ち合わせ場所も本郷台駅前のコンビニで固定されており、時間も午後7時30分と決まっていました。二人は同じラブホテルを利用することが多く、「エスペランサ」での密会を4回、別のホテル「グランドパレス港南」での密会を2回確認しました。
興味深いことに、二人は密会後に必ず別れ際にハグを交わしており、次回の約束を取り付ける様子も確認できました。調査最終日には、集音機器により「来週も同じ時間で大丈夫?」「うん、楽しみにしてる」という会話まで録音することができ、これが一時的な関係ではなく、継続的で計画的な不倫関係であることが決定的に証明されました。
動かぬ証拠による冷静な対応
調査報告書をお受け取りになったAさんは、予想していたこととはいえ、現実を突きつけられた衝撃は大きかったとお話しされました。しかし、Aさんは感情的になることなく、冷静に状況を受け止められました。
「疑っていたとはいえ、実際に証拠を見ると辛いものがありました。でも、曖昧な疑いのまま夫婦関係を続けるより、はっきりとした事実を知ることができて良かったと思います」
Aさんは当事務所が提供した証拠資料一式を持参して、離婚問題に詳しい弁護士との相談を開始されました。写真証拠、録音記録、行動記録、相手女性の身元情報など、法廷で有効な証拠が揃っていたため、弁護士からも「非常に有利な条件で進められる」との見解をいただけたそうです。
この事例は、職場での人間関係から発展した不倫関係の典型例でした。業務上の接点をきっかけに個人的な関係に発展し、やがて定期的な密会へと進展していく過程が明確に記録できた調査でした。現在Aさんは、この証拠を基に今後の人生設計を冷静に検討されています。
※プライバシー保護の観点から、依頼者および関係者の個人情報は変更を加えて記載しています。

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