妻の「買い物」という口実に隠された密会…平日の外出パターンが露呈した不倫の実態【横浜の浮気調査事例】

急激に変化した妻の行動パターンへの疑念
横浜市緑区長津田みなみ台で妻と中学2年生の息子、小学5年生の娘と暮らすAさん(45歳・製造業事務職)が当探偵事務所にご相談に来られたのは、桜が咲き始めた春の午後でした。結婚16年目を迎えるAさんご夫婦は、これまで大きな問題もなく、安定した家庭を築いてこられました。
妻の美香さん(仮名、42歳)は結婚を機に正社員を退職後、子育てに専念し、現在は長津田駅前の調剤薬局で医療事務のパートタイムとして働いています。月曜日、水曜日、金曜日の週3日、午前9時から午後3時までの勤務で、子どもたちの帰宅時間には必ず家にいるという、規則正しい生活を送っていました。地域のPTA活動にも積極的で、近所からも信頼される存在でした。
しかし、この3か月ほどの間に、妻の行動に明らかな変化が現れ始めました。最も顕著だったのは、パート勤務のない火曜日と木曜日の過ごし方でした。以前であればこれらの休日は家事や子どもたちの用事に時間を費やしていた妻が、最近では「買い物に行ってくる」「用事があるから」といった理由で、午後の時間を外出に使うことが増えていました。
「最初は家計のやりくりで安い食材を求めて色々なスーパーを回っているのかなと思っていました。でも、買い物袋を持って帰ることもほとんどなくて...」とAさんは当時を振り返ります。
さらに気になったのは、外出時の妻の身なりでした。買い物に行くのであれば普段着で十分のはずですが、妻は化粧を丁寧に直し、お気に入りの洋服に着替えてから外出することが多くなりました。また、買い物から帰った後も疲れた様子がなく、むしろ機嫌が良いことが多いのも不自然でした。
決定的だったのは、外出時間の異常な長さでした。「近くのスーパーに買い物に行ってくる」と言って午後1時に出かけた妻が、午後6時まで帰宅しないことも珍しくありませんでした。通常の買い物であれば1〜2時間程度で済むはずで、5時間もの外出は明らかに異常でした。
また、帰宅時の妻の様子にも変化がありました。以前であれば外出先での出来事を何気なく話してくれることが多かったのに、最近は「特売で良いものが買えた」「混んでいて時間がかかった」という曖昧な説明だけで、具体的にどこで何を購入したのかについては詳しく話さなくなりました。買い物の話題を振っても、詳細を避けるような反応を見せることが増えていました。
さらに深刻だったのは、妻のスマートフォンに対する執着度の変化でした。以前は食事中にスマートフォンを触ることはほとんどなかったのに、最近はメッセージの通知が来ると急いで確認し、時には返信のために別の部屋に移動することもありました。「調剤薬局の連絡」と説明していましたが、その頻度は職場の連絡としては異常に多く、休日や夜間でも頻繁に通知音が鳴るようになっていました。
これらの変化が積み重なった時、Aさんの心の中に「もしかして妻が浮気をしているのではないか」という疑念が生まれました。16年間の結婚生活で築いてきた信頼関係を疑うことに大きな葛藤がありましたが、子どもたちの将来を考え、事実を確認する必要があると判断し、当探偵事務所への相談を決意されました。

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住宅地から都心部への移動を詳細追跡
ご依頼を受けた当探偵事務所では、まず妻の外出パターンを詳細に分析しました。Aさんから提供された情報によると、外出は主に火曜日と木曜日(パート勤務のない日)に集中しており、時間は午後1時頃から午後5〜6時頃までが多いことが判明しました。
また、妻が「買い物」と説明しながら実際には手ぶらで帰宅することが多いことから、買い物以外の目的があることは明らかでした。長津田みなみ台という住宅地から離れた場所での密会の可能性が高いと判断し、調査計画を立案しました。
調査開始日として選んだのは、ある火曜日の午後でした。午後12時頃から長津田みなみ台の自宅周辺で監視を開始し、妻の外出を確認することにしました。午後12時45分、妻は「買い物に行ってくる。夕食の準備が遅くなるかもしれない」とAさんに告げて外出しました。
妻の装いは、「買い物」という説明とは明らかに不釣り合いでした。薄いピンクのブラウスに黒のパンツ、春らしいカーディガンを羽織った上品な装いで、化粧も念入りに施されていました。エコバッグも持参せず、手には小さなハンドバッグだけを持っていました。まるでお出かけ用の装いでした。
妻は自宅を出ると、徒歩で最寄りの長津田駅に向かいました。約20分の徒歩で駅に到着した妻は、JR横浜線に乗車しました。調査員も同じ電車に乗り、適切な距離を保ちながら追跡を開始しました。
妻が向かったのは、横浜市中心部でした。長津田駅から約25分の電車移動で、横浜駅で下車しました。この時点で、「近くのスーパーで買い物」という説明が完全に嘘であることが明らかになりました。横浜駅周辺は横浜最大の繁華街で、わざわざ遠方まで買い物に行く必要性は全くありませんでした。
横浜駅西口での待ち合わせと密会相手の確認
横浜駅を出た妻は、西口の商業施設に向かいました。午後1時45分頃、妻は地下街のカフェに入り、奥の席で誰かを待つ様子を見せました。約20分後、一人の男性がカフェに現れました。
男性は40代前半と思われ、身長170センチほどの細身の体型でした。髪は短く整えられ、紺のスーツに白いシャツという、ビジネスマンの装いでした。顔立ちは穏やかで、知的な印象を与えていました。眼鏡をかけており、全体的に真面目で誠実そうな外見でした。
男性を見つけた妻の表情は一変し、満面の笑顔になりました。立ち上がって手を振り、男性も笑顔で応えました。二人は軽いハグを交わしましたが、その時間は通常の友人関係よりも長く、明らかに恋人同士の親密さを感じさせるものでした。
カフェでの二人は、テーブル越しに身を乗り出すようにして親密に会話を楽しんでいました。調査員は適切な距離を保ちながら、高性能の集音機器により二人の会話の一部を録音しました。「今日も綺麗だね」「あなたに会えるのが一週間で一番楽しみ」「家族には買い物と言ってきた」といった内容が確認され、二人が秘密の恋愛関係にあることが明らかになりました。
約1時間の会話の後、二人はカフェを出ました。その際、妻が男性の腕に自然に腕を絡める場面や、男性が妻の腰に軽く手を当てる場面も確認され、明らかに恋人関係にあることが分かりました。
みなとみらい地区での食事と親密な時間
カフェを出た二人は、横浜駅からみなとみらい線に乗車し、みなとみらい駅で下車しました。平日の午後でしたが、観光地としても人気の高いみなとみらい地区を選んだのは、知人に遭遇するリスクを避けるためと推測されました。
二人が向かったのは、コスモワールド近くの商業施設内にあるレストランでした。窓側の席に案内された二人は、みなとみらいの景色を眺めながら食事を楽しんでいました。レストランでの二人の様子は完全に恋人同士のもので、男性が妻の手を握る場面や、妻が男性に甘えるような仕草を見せる場面が何度も確認されました。
食事中の会話からは、二人の関係が数か月にわたって続いていることが判明しました。「最初に出会った時から特別だと思っていた」「君といると時間を忘れてしまう」「家庭のことを考えると複雑だけど、君への気持ちは抑えられない」といった内容の会話が録音され、二人の関係が深い感情的結びつきを持っていることが明らかになりました。
約1時間30分の食事の後、二人はレストランを出ました。その際、男性が会計を済ませ、妻が感謝の気持ちを込めて男性の頬にキスをする場面も確認されました。この行動は、二人の関係が単なる友人関係ではなく、明らかに恋愛関係であることを示していました。
赤レンガ倉庫周辺での散策と親密な別れ
レストランを出た二人は、赤レンガ倉庫方面に向かって散策を始めました。平日の午後で人通りも比較的少なく、二人は手をつないで歩いていました。赤レンガパークのベンチに座り、横浜港の景色を眺めながら親密に語り合う様子が確認されました。
ベンチでの会話では、より深刻な内容が交わされていました。「もっと君と時間を過ごしたい」「今度の休日に二人で旅行に行けたらいいのに」「君のためなら何でもしたい」といった内容が録音され、二人の関係が将来についても話し合う段階に発展していることが明らかになりました。
約30分間のベンチでの時間の後、二人は立ち上がりました。別れの時間が近づいていることを意識した二人は、人目を確認してから情熱的なキスを交わしました。この場面は決定的な証拠として写真に収められ、二人の不倫関係を裏付ける重要な証拠となりました。
別れ際の会話では、次回の約束についても具体的に話し合われていました。「今度の木曜日はどう?」「同じ時間に同じ場所で」「君に会えるまでが長く感じる」といった内容から、二人が定期的に密会を重ねていることが確認されました。
各々の帰路と帰宅後の行動
午後5時頃、二人は別々の方向に向かって別れました。まず男性がみなとみらい駅方面に向かい、約10分後に妻が横浜駅方面に向かいました。この時間差をつけた別れ方は、同じ時間に同じ場所から帰宅することで家族に怪しまれることを避けるための計画的な行動でした。
妻は横浜駅からJR横浜線で長津田駅に戻りました。長津田駅前では、駅ビル内のスーパーマーケットで簡単な食材を購入しました。購入したのは冷凍食品と調味料だけで、明らかにアリバイ作りの買い物でした。長時間の外出を「買い物」で説明するための形だけの購入行動でした。
午後6時頃、妻は自宅に帰宅しました。Aさんには「スーパーを何軒か回って、その後知り合いに偶然会ってお茶をしてきた」と説明していましたが、実際の行動とは全く異なる虚偽の報告でした。帰宅後の妻は疲れた様子もなく、むしろ機嫌が良く、充実感に満ちた表情をしていました。
密会相手の身元調査と関係の背景
初回調査でのカフェでの密会を確認した後、当事務所では男性の身元調査を実施しました。男性の行動パターンと、会話から得られた情報を基に、男性の正体を特定する作業を進めました。
調査の結果、男性は横浜市内の総合病院で薬剤部長を務める田中雅之さん(仮名、43歳)であることが判明しました。田中さんは離婚歴があり、現在一人暮らしをしていました。病院では責任あるポジションにあり、職員からも信頼される存在でした。
さらに詳細な調査を進めると、妻と田中さんの出会いのきっかけも明らかになりました。田中さんが薬剤部長を務める総合病院は、妻が働く調剤薬局の処方箋発行元でした。妻は仕事上の連絡で田中さんと知り合い、最初は業務上のやり取りから始まった関係でした。
妻の同僚への聞き込みにより、約4か月前から妻が「病院の薬剤部長さんが親切で話しやすい」「薬剤の勉強を教えてもらっている」と話していたことが判明しました。最初は仕事上の指導を受ける関係として始まった関係でしたが、妻の家庭への不満と田中さんの独身という立場が重なり、次第に恋愛関係に発展していったのです。
継続調査で明らかになった定期的な密会パターン
初回調査の成功を受けて、当事務所では計3回の追加調査を実施しました。その結果、妻と田中さんの密会には非常に規則的なパターンがあることが判明しました。
密会は毎週火曜日と木曜日(妻のパート休日)に行われており、待ち合わせ場所も横浜駅西口のカフェで固定されていました。時間も午後2時頃の待ち合わせで統一されており、これほど規則的なスケジュールは計画的で継続的な不倫関係であることを物語っていました。
興味深いことに、二人は妻のパート勤務スケジュールと田中さんの業務時間を巧妙に調整していました。妻のパート勤務は月曜日、水曜日、金曜日で、火曜日と木曜日は休日でした。田中さんも薬剤部長という立場で午後の時間を比較的自由に調整できる環境にあり、お互いの都合を合わせて効率的に密会時間を確保していました。
2回目の調査では、二人が中華街で食事をする場面を目撃しました。横浜中華街の老舗レストランで、個室を予約して密会していました。個室での二人は完全にプライベートな空間で、より親密な行動を取っていました。田中さんが妻の肩を抱く場面や、妻が田中さんに甘えるような仕草を見せる場面が何度も確認されました。
3回目の調査では、二人がホテルに入る決定的な証拠を得ることができました。みなとみらい地区のビジネスホテルに一緒に入り、約2時間30分滞在した後、別々に退出する様子が確認されました。ホテルでの長時間滞在は、明らかに性的関係を持った証拠となりました。
妻の心理的背景と不倫に至る経緯
この事例の特徴は、仕事上の関係から発展した不倫であることです。調査過程で明らかになった妻の言動から、以下のような心理的要因が浮かび上がりました。
まず、中年期における自己肯定感の低下がありました。42歳という年齢で、体型の変化や容貌の衰えを気にするようになり、家庭内でも単なる「母親」「妻」としての役割に固定化されることへの不満がありました。そんな時に現れた田中さんからの関心と好意は、妻にとって失いかけていた女性としての魅力を再認識させるものでした。
次に、夫婦間のコミュニケーション不足も要因の一つでした。Aさんは製造業の事務職として規則正しい生活を送っていましたが、家庭内での会話は子どもたちのことや日常的な事務連絡が中心で、夫婦としての深い交流が不足していました。妻は16年間の結婚生活で蓄積された心の寂しさを、田中さんとの関係で埋めようとしていました。
さらに、妻の専門職としての向上心も関係していました。医療事務という専門性のある仕事に従事している妻は、薬剤に関する知識や技術の向上を常に求めていました。田中さんからの専門的な指導を受けることで、仕事に対する充実感と同時に、指導者である田中さんへの尊敬と好意を抱くようになっていました。
決定的証拠による現実の受け入れ
当探偵事務所がまとめた調査報告書をお受け取りになったAさんは、予想していたこととはいえ、16年間の結婚生活で築いてきた信頼が裏切られた現実に深いショックを受けられました。特に、妻が「買い物」と言いながら実際には男性と密会を重ねていたという事実は、Aさんにとって受け入れがたいものでした。
「まさか『買い物』と言って浮気をしていたなんて...。しかも週に2回も定期的に。エコバッグも持たずに出かけて、横浜まで行ってこんなことをしていたなんて信じられません」とAさんは語られました。
報告書には、横浜駅西口での密会、レストランでの親密な食事、みなとみらい地区での散策、ホテルでの滞在、継続的な関係を示す会話記録、そして定期的な密会パターンを示す詳細な証拠が含まれていました。特に、ホテルでの滞在記録と、その後の親密な別れの様子は、不貞行為の決定的な証拠となりました。
Aさんは深いショックを受けながらも、比較的冷静に状況を分析されました。「子どもたちのことを第一に考えなければならない。でも、このような裏切りを続けられては、家族として成り立たない」との判断を下されました。
現在Aさんは、子どもたちに与える影響を最小限に抑えながら、離婚に詳しい弁護士とご相談を進めています。写真証拠、ホテル滞在記録、継続的な関係を示す行動記録、感情的結びつきを示す会話記録など、法廷で有効な証拠が十分に揃っているため、弁護士からも「有利な条件で進められる」との見解をいただいています。
この事例から得られる教訓と予防策
今回の調査は、「買い物」という日常的な説明に隠された不倫の実態を明らかにしました。配偶者の説明と実際の行動時間、服装、帰宅後の買い物の有無などを注意深く観察することで、矛盾点を発見することができます。
特に重要なのは、配偶者の生活パターンの変化を見逃さないことです。外出頻度の増加、服装への関心の高まり、スマートフォンの使用パターンの変化など、小さな変化でも複数重なると大きな意味を持つことがあります。
また、仕事上の関係から発展する不倫の危険性も示されています。職場や業務上の関係で知り合った異性との距離感には、特に注意が必要です。最初は純粋な仕事上の相談から始まった関係でも、個人的な相談や感情的な支援に発展すると、恋愛関係に移行するリスクが高まります。
現在Aさんは、この困難な状況に対して子どもたちの将来を最優先に考えた対応を検討されています。16年間の結婚生活の中で起きた問題を真摯に受け止め、家族全体にとって最善の選択を模索されています。
真実を知ることは辛いものですが、家族の将来に向けた正しい判断を下すためには必要不可欠です。同様のお悩みを抱えている方は、一人で悩まず専門家にご相談されることをお勧めいたします。
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