「友人とランチ」の嘘が暴いた妻の不倫…公園の駐車場から深夜の密会まで完全記録【横浜の浮気調査事例】

平日の外出に抱いた違和感
横浜市内で妻と小学生の娘と暮らすBさん(42歳・会社員)が当探偵事務所にご相談にいらしたのは、梅雨明けを迎えた7月の夕方でした。結婚12年目を迎えるBさんご夫婦は、娘の小学校受験を成功させたばかりで、家族の将来に向けて順調に歩んでいるはずでした。
妻のCさん(38歳)は結婚を機に正社員を退職し、現在はパート勤務をしながら家庭を支える専業主婦に近い生活を送っていました。平日は午前中にパートに出かけ、午後2時頃には帰宅して家事や娘の迎えに追われる忙しい毎日でした。Bさんから見て、妻は理想的な母親であり、家庭を大切にする良き妻でした。
しかし、この3か月ほどの間に、妻の平日の行動に微細な変化が現れ始めました。最も気になったのは、「友人とランチに行く」という外出が急激に増えたことでした。以前は月に1〜2回程度だったママ友との集まりが、最近では週に2回以上のペースになっていました。
「最初は娘が小学校に慣れて、私にも時間ができたからかなと思っていました。ママ友の付き合いも大切ですし、妻にもリフレッシュが必要だろうと…」とBさんは振り返ります。
しかし、不自然だったのは外出時の妻の様子でした。以前のママ友とのランチは、カジュアルな服装で出かけることが多かったのに、最近は明らかにおしゃれに気を使った装いで出かけるようになりました。メイクも普段より念入りに行い、香水をつけることも増えていました。
さらに気になったのは、帰宅後の妻の様子でした。以前はランチの内容や友人との話題を楽しそうに話してくれていたのに、最近は「楽しかった」「美味しかった」といった簡潔な感想しか聞かせてくれなくなりました。具体的にどこのレストランに行ったのか、誰と一緒だったのかを尋ねても、曖昧な返答が多くなっていました。
決定的だったのは、妻のスマートフォンの扱い方が変わったことでした。以前は家族で過ごす時間中でも普通にスマートフォンを使用していたのに、最近は常に画面を下向きにして置き、通知音が鳴ると慌てて確認するようになりました。また、入浴時にもスマートフォンを洗面所に持参するようになり、家族との時間中でも頻繁にメッセージのやり取りをしている様子が見られました。
これらの変化が重なった時、Bさんの心の中に「もしかして妻が浮気をしているのではないか」という疑念が芽生えました。しかし、12年間築いてきた夫婦の信頼関係を疑うことへの躊躇もあり、しばらくは様子を見ていました。しかし、疑念は日増しに強くなり、真実を知るために当探偵事務所に調査を依頼されることを決意しました。

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公園駐車場での待ち合わせを発見
ご依頼を受けた当探偵事務所では、まず妻の外出パターンを詳細に分析しました。Bさんから提供された情報によると、外出は主に火曜日と木曜日に集中しており、時間は午後1時頃から夕方4時頃までの約3時間でした。パート勤務は午前中で終了するため、この時間帯は確実に自由時間でした。
調査開始日として選んだのは、ある火曜日でした。午後12時30分頃から妻の動向を監視していると、午後1時15分に妻は自宅を出ました。「今日も友人とランチに行ってくる」とBさんに告げ、おしゃれなワンピースに軽いジャケットを羽織った装いで、自家用車で外出しました。
妻の運転する車は、当初自宅周辺の商業地域に向かうように見えました。しかし、予想に反して車は横浜市金沢区方面に向かいました。約25分の走行後、車は金沢区釜利谷西の住宅地にある小さな公園近くの駐車場に到着しました。
この公園は地元住民が散歩や子供の遊び場として利用する静かな場所で、平日の昼間は人通りも少なく、駐車場も空いていました。妻は駐車場の奥まった場所に車を停め、エンジンを切って車内で待機する様子を見せました。
約10分後、一台の車が駐車場に入ってきました。白いセダンから降りてきたのは、40代前半と思われる男性でした。身長175センチほどの中肉中背で、ビジネススーツを着用していることから、会社員と推測されました。男性は妻の車を見つけると、助手席に乗り込みました。
二人の再会の様子は親しみやすく、明らかに初対面ではありませんでした。男性が乗車後、妻は嬉しそうな表情を見せ、二人は自然に会話を始めました。車内での距離も近く、時折男性が妻の手に触れる場面も確認されました。
車内での親密な時間と飲食店でのデート
公園駐車場での車内滞在時間は1時間20分に及びました。調査員は適切な距離を保ちながら、望遠カメラで車内の様子を観察しました。二人は終始笑顔で会話を楽しんでおり、男性が妻の髪を軽く撫でる場面や、妻が男性の肩に寄りかかる場面も確認されました。これらの行動は明らかに恋人同士のそれでした。
午後2時40分頃、二人は車から降りました。男性は自分の車に戻り、妻は自分の車に戻りましたが、移動先を打ち合わせている様子が見られました。その後、二台の車は連なって公園を離れ、金沢八景駅方面に向かいました。
約15分後、二台の車は金沢八景駅近くの商業地域に到着しました。妻と男性は駅前の立体駐車場にそれぞれ車を停め、徒歩で駅周辺の商業施設に向かいました。二人が入ったのは、「イタリアンレストラン マーレ」という落ち着いた雰囲気のレストランでした。
調査員は店の外から窓越しに二人の様子を観察しました。奥のテーブル席に案内された二人は、対面ではなく隣り合って座っていました。ランチタイムということもあり、他の客もいましたが、二人の親密さは際立っていました。食事中、男性が妻の手を握る場面や、妻が男性の腕に頬を寄せる場面も確認され、公然と愛情表現を行っていました。
レストランでの食事は約1時間30分続きました。その間、二人は終始笑顔で会話を楽しみ、時折写真を撮り合う場面も見られました。特に印象的だったのは、乾杯の際に二人がグラスを合わせる仕草で、これは恋人特有の親密な行動でした。
午後4時30分頃、二人はレストランを出ました。駐車場まで手を繋いで歩き、それぞれの車に向かう際も名残惜しそうに会話を続けていました。最後に軽いハグを交わして別れており、次回の約束についても話し合っている様子でした。
深夜の再会と人目を避けた密会
妻は午後5時頃に帰宅し、Bさんには「友人と楽しくランチしてきた」と報告していました。しかし、この日の調査はまだ終わりではありませんでした。妻のスマートフォンの使用頻度から、この日のうちに再び外出する可能性が高いと判断されたためです。
午後9時頃から再び監視を開始しました。Bさんが娘を寝かしつけた後、妻は「コンビニに買い物に行ってくる」と言って午後10時30分に外出しました。しかし、妻の車は近所のコンビニではなく、昼間と同じ金沢区方面に向かいました。
妻が向かったのは、釜利谷の住宅街にある別の駐車場でした。今度は昼間の公園よりもさらに人目につきにくい、工場地帯の一角にある小さな駐車場でした。到着から約15分後、昼間と同じ男性の車が現れました。
今度は男性が妻の車に乗り込みました。深夜ということもあり、周囲は静寂に包まれ、人通りも全くありませんでした。車は照明の届かない駐車場の最も奥に停められ、エンジンも切られました。車内照明も点けられることはなく、外部からは車内の様子がほとんど見えない状態でした。
しかし、時折車体がかすかに揺れることが確認され、車内で親密な行為が行われていることが推測されました。滞在時間は1時間15分に及び、この長時間の滞在は明らかに性的関係を示唆していました。深夜の人目につかない場所での長時間滞在は、不貞行為の重要な状況証拠となりました。
午前0時頃、男性が車から降りて自分の車に戻りました。二人は車の窓越しに何かを話し合い、最後に手を振り合って別れました。妻は約10分後に帰宅し、Bさんには「コンビニが混んでいて時間がかかった」と説明していました。
男性の身元調査と関係性の解明
昼夜2回の調査で妻の不倫関係が確認された後、当事務所では男性の身元調査を実施しました。車両ナンバーの照合と行動パターンの分析により、男性の正体を特定する作業を進めました。
調査の結果、男性は近隣市で不動産会社を経営する田村光一さん(仮名、43歳)であることが判明しました。田村さんは既婚者で、妻と高校生の息子と暮らしていました。会社は地元では中堅規模の不動産会社として知られており、田村さんは代表取締役を務めていました。
さらに調査を進めると、妻と田村さんの出会いのきっかけも明らかになりました。Bさん一家が現在の住宅を購入した際、仲介を担当したのが田村さんの会社でした。当時の担当者は別の社員でしたが、契約後のアフターフォローで田村さんと接点を持つようになったのです。
最初は住宅に関する相談や近隣情報の提供といった業務上の関係でしたが、約4か月前から私的な連絡を取り合うようになっていました。田村さんの不動産会社では顧客との関係維持のため定期的な連絡を行っており、その過程で個人的な関係に発展していったのです。
妻のパート先の同僚への聞き込みにより、最近妻が「親切な不動産屋さんがいて、色々相談に乗ってもらっている」と話していたことも判明しました。また、妻のスマートフォンに頻繁に着信があることを同僚も気づいており、「恋でもしているのかしら」と冗談交じりに話していたとのことでした。
継続調査で確認された定期的な密会パターン
初回調査の成功を受けて、当事務所では計3回の追加調査を実施しました。その結果、妻と田村さんの密会には明確なパターンがあることが判明しました。
密会は毎週火曜日と木曜日に行われており、昼間は公園や駐車場での車内デート、夜間は人目につかない場所での密会という二段構えのスケジュールでした。昼間の密会では主にレストランでの食事やドライブを楽しみ、夜間の密会では性的関係を持つという使い分けがなされていました。
2回目の調査では、二人がショッピングモールで一緒に買い物をする場面を目撃しました。妻が衣類を試着している間、田村さんが外で待つ様子や、妻の買い物代金を田村さんが支払う場面も確認され、二人の関係が単なる不倫を超えた深い結びつきを持っていることが明らかになりました。
3回目の調査では、田村さんが妻にアクセサリーをプレゼントする場面を確認しました。レストランでの食事中に小さな箱を手渡し、妻が明らかに喜んでいる様子は、二人の関係が感情的にも深いものであることを示していました。妻はその場でアクセサリーを身に着け、田村さんに感謝の気持ちを表していました。
また、集音機器により録音された会話から、「今度一緒に旅行に行きたいね」「君といると時間があっという間に過ぎる」「家族にはバレないように気をつけよう」といった内容が確認され、二人が継続的な関係を維持することに積極的であることが判明しました。
不動産業界の特殊性を利用した関係
この事例の特徴は、不動産取引という正当な業務関係から発展した不倫関係であることです。不動産業界では顧客との長期的な関係維持が重要で、契約後も定期的な連絡やアフターサービスが一般的です。このような業界の特性が、田村さんと妻の私的な関係発展を容易にしていました。
田村さんは「住宅の相談」「近隣の情報提供」「メンテナンスの件」といった業務上の理由を口実にして、妻との接触機会を増やしていました。これらの理由は家族に対しても説明しやすく、不倫関係の隠蔽に効果的でした。
また、田村さんが経営者という立場にあることも、平日昼間の自由な時間確保を可能にしていました。従業員に対しては「営業活動」「顧客訪問」と説明することで、長時間の外出を正当化できていたのです。
妻の側も、「友人とのランチ」「ママ友との付き合い」という説明により、平日昼間の外出を正当化していました。主婦という立場では平日昼間の自由時間が多く、不倫関係の継続に都合の良い環境が整っていたのです。
決定的証拠による現実との向き合い
当探偵事務所がまとめた調査報告書をお受け取りになったBさんは、予想していたこととはいえ、12年間の結婚生活で築いてきた信頼が裏切られた現実に大きなショックを受けられました。報告書には、妻と田村さんの密会現場の写真、車内での親密な行為の記録、レストランでのデート写真、そして二人の関係性を示す詳細な証拠が含まれていました。
「『友人とのランチ』がすべて嘘だったなんて…。でも、疑いが確信に変わったことで、今後のことを冷静に考えられるようになりました。娘のことを一番に考えて、最善の決断をしたいと思います」とBさんは語られました。
Bさんは感情的になることなく、現実を受け入れる決意を固められました。特に小学生の娘への影響を最小限に抑えながら、適切な対応を取る必要がありました。娘の学校生活や将来に影響を与えないよう、慎重に進める必要がありました。
調査報告書を受け取った週末、Bさんは家庭問題に詳しい弁護士との相談を開始されました。写真証拠、車内密会の記録、継続的な関係を示す行動パターンなど、法廷で有効な証拠が十分に揃っていたため、弁護士からも「有利な条件で協議を進められる」との見解をいただけました。
同時に、不倫相手である田村さんに対する慰謝料請求についても検討を開始されました。田村さんが既婚者でありながら、同じく既婚の妻と不倫関係を続けていたことは明らかで、法的責任を追及する根拠は十分でした。
この事例から学ぶべき不倫の兆候
今回の調査は、日常生活の中での小さな変化が大きな真実を物語っているという典型例でした。「友人とのランチ」の頻度増加、外出時の服装の変化、スマートフォンの扱い方の変化といった、一つ一つは些細に見える変化が、総合的に判断すると明確な不倫の兆候を示していました。
特に重要なのは、これらの変化に一定のパターンがあったことです。外出は火曜日と木曜日に固定され、時間も昼間と夜間の二段構えという規則性がありました。このような計画性は、偶発的な関係ではなく、継続的で本格的な不倫関係であることの証拠でもありました。
また、妻の説明の曖昧さも重要な兆候でした。以前は具体的だったランチの内容や友人の話題が漠然としたものに変わったのは、嘘をつくことに対する心理的負担の表れでもありました。
パートナーの行動に一貫した変化が見られる場合、それは単なる憶測ではなく、具体的な理由がある可能性が高いのです。感情的になる前に、客観的な事実を確認することが、適切な判断を下すための第一歩となります。
現在Bさんは、娘の将来を最優先に考えながら、離婚協議を進められています。12年間の結婚生活に終止符を打つ決断は容易ではありませんでしたが、確実な証拠があることで、感情に左右されることなく冷静に対処できているとのことです。
真実を知ることは時として痛みを伴いますが、家族の将来に向けた正しい判断を下すためには必要不可欠です。もし同様のお悩みを抱えている方がいらっしゃいましたら、一人で悩まず専門家にご相談されることをお勧めいたします。
※本事例は実際の調査に基づいていますが、プライバシー保護の観点から、個人が特定されないよう詳細を変更しています。

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