資産家を装い二重生活…偽りの婚約話【横浜の結婚調査事例】
ご依頼の背景
依頼者は横浜市青葉区に住む30代女性。数カ月前から交際している40代の男性からプロポーズを受けたものの、「どこか話が現実離れしている」と不安を感じ、当探偵事務所に調査をご依頼いただきました。
男性は自らを「資産家」「不動産業を営んでいる」と紹介しており、高級車に乗り、横浜ベイクォーターなどでの食事やブランド品のプレゼントなど、羽振りの良さを見せていました。しかし、会うのは決まって夜遅くか平日昼間が多く、なぜか休日は一切連絡が取れない日もあるという点にも疑問を持っていたとのことです。
調査の流れと判明した事実
まず、男性の自宅と話していた勤務先についての実地調査を開始。依頼者に伝えられていた自宅住所は高級マンションの一室でしたが、実際にその部屋には男性の名前では登録されておらず、登記情報を確認したところ、物件の名義人は別の女性(50代)であることが判明しました。
加えて、平日に男性が“仕事に出ている”と話していた時間帯に張り込みを実施したところ、対象の男性は特定の不動産会社とは一切関わっておらず、実際には横浜市内のパチンコ店などを転々とする生活を送っている様子が確認されました。
また、週末に男性が姿を見せなくなる理由を調査したところ、別の女性と川崎市内の一戸建てで同居しており、家庭を持っていることが判明。調査の中で、近隣住民から「以前からこの家族は一緒に住んでいる」との証言も得られ、対象の男性には妻子がいることが明らかになりました。
調査後の対応と依頼者の判断
調査結果をご報告した際、依頼者は「まさかそこまでとは思わなかった」と絶句されました。特に「資産家」「独身」といった基本的な自己紹介が全て虚偽であったことに強い衝撃を受け、「彼の話す“夢のある未来”に少しでも乗ってしまいそうだった自分が怖い」と語っていました。
その後、依頼者は男性との関係を即時終了。相手には調査結果を突きつけることなく、自分からフェードアウトする形で距離を置く対応を選びました。男性側からはしばらく連絡が続いたものの、毅然とした態度を貫いたことでトラブルには発展せずに済んだとのことです。
今回の事例では、相手の“見せかけの生活”に惑わされそうになったものの、結婚前の冷静な判断が大きなリスクを回避する結果となりました。特に経済的な話が絡むケースでは、慎重な調査が重要となる典型的な例といえるでしょう。
※プライバシー保護の観点から、依頼者の属性(年齢・性別・職業・住所)や依頼内容につき、一部変更を加えています。
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