
依頼者からの深刻な相談内容
不可解な情報漏えいへの恐怖
横浜市神奈川区にお住まいの依頼者(30代女性・会社員)から、緊急性の高い相談が寄せられました。「元交際相手が、私の日常生活の詳細を把握している」という不可解な状況について、盗聴器・盗撮器発見調査のご依頼をいただいたのです。
依頼者によると、元交際相手との関係は半年前に終了していましたが、2月頃までは友人として時折会っていたといいます。当初は問題もなく、お互いの近況報告を交わす程度でした。
異変の始まりと確信に至る経緯
ところが、3月頃から異変が始まりました。元交際相手から「最近、関内のあの店によく行ってるみたいだね」という何気ない一言があったのです。確かに依頼者は仕事帰りにその飲食店を利用することが増えていましたが、SNSには一切投稿しておらず、誰にもその話をした覚えがありませんでした。
さらに不審な出来事が続きました。何気ない会話の中で「田中さんって最近どう?」と聞かれた時、依頼者は違和感を覚えました。田中さんは依頼者の同僚でしたが、元交際相手に紹介したことはなく、名前を話した記憶もありませんでした。「なぜ田中さんのことを知っているの?」と問い返すと、「前に話していたはずだよ」と曖昧に答えられましたが、依頼者にはそんな覚えは全くありませんでした。
その後も、家族との電話での会話内容や、休日に友人と自宅で話した話題について、元交際相手が詳細を把握していることが判明しました。依頼者が母親と電話で話した健康の相談内容や、友人との間で交わした職場の人間関係についての話まで、元交際相手が知っていることが分かりました。
「明らかに会話が盗聴されている」と確信した依頼者は、プライバシーの侵害と安全への不安から、当探偵事務所に調査を緊急依頼されました。依頼者は「夜も眠れないほど不安で、自分の家にいても安心できない」と、深刻な精神的苦痛を訴えられました。

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専用機器による盗聴器発見調査
室内全体での電波スキャン実施
調査開始にあたり、まず室内全体での盗聴波スキャンを実施しました。最新の探知機器を使用し、微弱な電波も逃さず検出する体制で臨みました。一般的な家電製品が発する電波と、盗聴器特有の電波を区別するため、周波数帯域別の詳細な分析を行いました。
スキャン開始から程なくして、リビング周辺で異常な電波反応を検出しました。通常の家電製品とは明らかに異なる周波数帯での信号が確認されたのです。この電波は継続的に発信されており、音声送信用の盗聴器である可能性が極めて高いと判断されました。
エアコン内部での第一の発見
発信源を特定するため、指向性の高い専用探知機で詳細な探索を開始しました。最初に強い反応を示したのは、リビングのエアコン周辺でした。通風口付近で特に強い反応が確認されたため、慎重に分解作業を進めました。
通風口の奥深くに、巧妙に偽装された小型の無線式盗聴器を発見しました。この機器は長時間録音・送信できる高性能な機器で、設置場所も通常の清掃では絶対に発見できない位置に隠されていました。
機器の型番を確認したところ、インターネット通販で購入可能な市販品でした。しかし、設置方法は素人の仕業とは思えないほど巧妙で、エアコンの構造を理解した上での計画的な犯行であることが推測されました。
寝室での追加発見とスマートフォン調査
さらに調査を継続したところ、寝室でも異常な電波反応を検出しました。ベッドフレームの裏側という、発見困難な場所に録音機能付きの盗聴器が設置されていることが判明しました。こちらは音声を本体に記録するタイプで、定期的に回収して内容を確認する必要がある機器でした。
加えて、依頼者のスマートフォンについても詳細な調査を実施しました。その結果、不審なアプリがインストールされていることが判明しました。このアプリは位置情報の取得や、通話履歴の記録などの機能があるもので、監視目的で使用された可能性が高いと判断されました。
アプリのインストール履歴を確認すると、依頼者が元交際相手と最後に会った2月頃の直後にインストールされていることが分かりました。依頼者は「その日、食事中にトイレに行った際、スマホをテーブルに置いたままにしていた」と話されており、その隙に不正操作が行われた可能性が考えられます。
盗聴器設置の背景と侵入方法の解明
設置時期と侵入経路の特定
発見された盗聴器のバッテリー残量や、内蔵メモリの使用状況から、設置されたのは比較的最近である可能性が高いと推測されました。
依頼者に最近の不審な訪問者について確認したところ、宅配業者や修理業者など、外部の人間が室内に入った記録はありませんでした。依頼者によると、元交際相手は交際時に合鍵を預けており、別れた後も返却を求めていなかったとのことでした。依頼者は「まさか合鍵を悪用されるとは思わなかった」と話されていました。
計画的な犯行の証拠
発見された盗聴器は、いずれも市販品で、特別な技術がなくても設置可能なタイプでした。しかし、設置場所の選定や隠蔽方法は巧妙で、室内の構造を事前に把握していた可能性が考えられます。
特にエアコン内部への設置は、機器の分解と復元に時間を要するため、依頼者の外出時間を把握していたことが推測されます。また、スマートフォンへのアプリインストールも含めて、計画的な準備が行われていたと考えられます。
元交際相手の歪んだ動機
復縁への強い願望
依頼者が元交際相手に「なぜ私の行動を詳しく知っているのか」と直接問いただしたところ、最初は「ただの偶然だよ」「たまたま知り合いから聞いただけ」と否定していました。しかし、具体的な会話内容まで知っていることを指摘されると、最終的に盗聴を認めたとのことでした。
依頼者の報告によると、元交際相手は「別れたことを後悔していた」「君がどんな生活をして、誰と会い、どんな話をしているのか知りたかった」と話したということです。さらに「他の男性と親しくなっていないか確認したかった」「復縁の可能性があるなら、タイミングを見計らいたかった」という理由を述べたとのことでした。
ストーカー行為への認識と法的問題
依頼者の報告によると、元交際相手は君のことが気になっていただけだったといった趣旨の弁明をしたということです。しかし、無断で室内に侵入し、盗聴器を設置し、スマートフォンを操作するという一連の行為は、明らかに犯罪行為に該当します。
依頼者は「最初は普通の人だと思っていたが、別れてから違和感を覚えるようになった」「まさかこんなことをする人だとは思わなかった」と、元交際相手への見方が変わったと語りました。復縁への執着が、相手のプライバシーを侵害する監視行為につながっていたと考えられます。
法的措置と今後の対策
警察への相談と法的判断
盗聴器発見後、依頼者からの報告によれば、速やかに地元警察署に相談されたとのことでした。警察は「住居侵入罪、器物損壊罪、さらにストーカー規制法違反に該当する可能性が高い」と判断したとのことです。特に、合鍵を使用した無断侵入は明確な住居侵入罪に該当し、盗聴器設置も重大な犯罪行為として扱われたということでした。
しかし、依頼者は「元交際相手が逆上して、さらに危険な行為に出るのではないか」という不安を抱えていました。また「刑事事件になって職場に知られるのも困る」という現実的な心配もありました。
警察からは「即座に刑事告発するのではなく、まずはストーカー規制法に基づく警告を発出し、相手の反応を見て今後の対応を決める方法もある」と助言を受けたとのことです。依頼者は慎重に検討した結果、段階的なアプローチを選択することにしました。
ストーカー規制法による警告効果
依頼者からの報告では、警察を通じてストーカー規制法に基づく警告が発出されたとのことでした。警告書には「今後一切の接触禁止」「依頼者の住居周辺への立ち入り禁止」「第三者を通じた間接的な接触も禁止」などの具体的な禁止事項が明記されたということです。
警告を受けた元交際相手は、警察から事の重大性を説明され、ようやく自分の行為が犯罪であることを理解したようです。それ以降、依頼者への連絡は完全に停止し、住居周辺で目撃されることもなくなったと聞いています。
防犯対策の強化と安全確保
依頼者は防犯対策を根本的に見直されました。まず、玄関と窓の鍵をすべて交換し、元交際相手が侵入できないよう物理的な対策を講じました。さらに、防犯カメラの設置と、異常時に警備会社に通報されるセキュリティシステムの導入も検討されています。
スマートフォンについては、初期化後、新たなアカウントで運用を開始されました。また、定期的なセキュリティチェックを受けることで、今後同様の被害を防ぐ体制を整えました。
万が一再び接触があった場合の対応方法についても詳しくアドバイスしました。また、当事務所が連携している弁護士をご紹介し、将来的に民事訴訟を検討する場合の準備についても相談体制を整えました。
調査結果と依頼者への継続サポート
証拠の確保と報告書提出
発見されたすべての盗聴器と、スマートフォンから削除された監視アプリについて、詳細な証拠保全を行いました。機器の写真撮影、設置場所の記録、アプリのスクリーンショットなど、将来的な法的手続きに使用できる形で証拠を整理しました。
調査報告書には、発見された機器の詳細、設置方法、侵入経路の推定、元交際相手の動機、そして今後の安全対策についての提言を盛り込みました。この報告書は、警察への提出資料としても活用され、ストーカー規制法の適用において重要な役割を果たしました。
精神的ケアと今後の方針
依頼者は長期間にわたって監視されていたことによる精神的なダメージを受けていました。調査完了後も、同様の被害を防ぐための防犯アドバイスも継続中です。
定期的な安全確認や、異常を感じた際の迅速な対応方法についても、具体的なマニュアルを作成してお渡ししました。
後日、依頼者からの報告では、平穏な日常を取り戻しつつあるとのことで、「探偵事務所に相談して本当によかった」「一人で悩んでいたら、もっと大変なことになっていたかもしれない」と感謝の言葉をいただいています。このような事案では、早期の専門機関への相談が被害の拡大を防ぐ重要な対策となります。
※プライバシー保護の観点から、依頼者の属性(年齢・性別・職業・住所)や調査内容につき、一部変更を加えています。
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