夫の行動が不自然に…盗聴・盗撮の真相とは【横浜の盗聴・盗撮器発見調査事例】
調査依頼の経緯
横浜市中区のマンションに住む依頼者(30代女性 専業主婦)からの相談。「最近、夫の態度が冷たくなり、些細なことでも疑われるようになった」とのことで、当探偵事務所に盗聴器および盗撮器の発見調査を依頼されました。
依頼者によると、「夫が自分の行動を異常なほど把握している」「男友達と話した内容まで細かく知っている」といった状況が続き、疑念を抱くようになったそうです。
特に、夫が「証拠はあるんだ」と発言した際、依頼者は驚きを隠せませんでした。夫婦間で浮気の話題になったことはなかったにもかかわらず、まるで依頼者が何か後ろめたいことをしているかのような口ぶりだったためです。
しかし、依頼者にはやましいことは一切なく、夫の態度が変わった理由も分かりませんでした。ただ、男友達と食事に行く予定を自宅で話していたところ、後日夫がその内容を詳細に把握していたことから、依頼者は「もしかして自宅での会話が盗み聞きされているのではないか」と強い不安を感じました。
そこで、「もしかして、家の中での会話や行動がどこかで盗み見られているのではないか」と不安を感じ、当探偵事務所に調査を依頼しました。
調査開始と盗聴・盗撮器の発見
まず、室内で盗聴波のスキャンを実施。リビング周辺で微弱な電波を検出し、発信源を特定するため専用機器で探索を開始しました。
最初に強い反応を示したのは、リビングの電源タップ。慎重に分解してみると、内部に偽装された小型の無線式盗聴器を発見しました。これは、24時間稼働できるタイプで、周囲の音を電波として送信する仕様のものでした。
さらに、寝室のクローゼットの奥にも不審なデバイスを発見。こちらは録音型で、一定時間ごとに音声データを記録し、後日回収して再生するタイプのものでした。
また、リビングの照明器具内部にも小型のカメラが仕掛けられているのを発見。これは、Wi-Fi経由で映像を送信する盗撮器で、室内の様子をリアルタイムで外部から確認できるものでした。
盗聴・盗撮の背景と夫の目的
調査の結果、盗聴・盗撮器が設置された時期は数カ月前と推定されました。依頼者がその期間に室内に不審者が出入りした形跡はなく、内部の人物、すなわち夫が仕掛けた可能性が高いと判断されました。
また、発見された盗聴・盗撮器はいずれもインターネットで簡単に購入できる市販品で、特別な技術がなくても設置可能なタイプでした。依頼者が調査結果を夫に伝えたところ、夫は最初は否定しましたが、最終的には「浮気の証拠を掴むために設置した」と設置を認めました。
夫は、「最近、妻が男友達とやけに親しくしているように感じた」「会話の一部を録音し、浮気の証拠になると思った」と説明。しかし、実際には依頼者はただの友人と普通に会話をしていただけで、やましいことは何もありませんでした。
夫は録音した音声や映像を何度も確認し、独自の解釈で浮気の証拠と決めつけていたことが判明しました。
その後の対応と法的措置
盗聴・盗撮器発見後、依頼者に状況を詳しく説明し、今後の対応について以下のアドバイスを行いました。
- 盗聴・盗撮器の証拠を写真に収め、弁護士に相談
- 夫との話し合いを録音し、法的に問題がある行為かを確認
- 家の防犯対策を強化し、新たな盗聴・盗撮器が仕掛けられないようにする
- スマートフォンや自宅のWi-Fiネットワークのセキュリティを強化し、遠隔操作やデータ流出を防ぐ
後日、依頼者からの報告によると、弁護士に相談した結果、盗聴・盗撮行為自体は直ちに違法行為にはならないものの、離婚調停や裁判になった際に「不法行為」として争う余地があると助言を受けたとのことでした。
また、依頼者は夫との関係を見直し、離婚を前提に話を進めることを決意したとも報告を受けました。
※プライバシー保護の観点から、依頼者の属性(年齢・性別・職業・住所)や依頼内容につき、一部変更を加えています。
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