この記事では、当探偵事務所が依頼を受けた人探し・行方・所在調査の事例を紹介します。
※プライバシー保護の観点から、依頼者、調査対象者の属性(年齢・性別・職業・住所)や依頼内容について、変更を加えています。
元恋人の行方調査と復縁までのサポート事例
依頼内容
神奈川県横浜市在住の依頼者(30代男性)から、「音信不通になった元交際相手の女性を探してほしい」とのご相談を受け、当探偵事務所が所在調査および身辺調査を行った事例です。
依頼者と対象女性は、かつて同じ職場で出会い、交際へと発展。将来的な結婚も視野に入れていたといいます。しかし、依頼者の浮気が発覚し、関係は破綻。以後、2人は疎遠となりました。
別れから3ヵ月が経過し、依頼者の中で後悔の念が強まり、「もう一度謝りたい」「できればやり直したい」という気持ちが膨らんでいったそうです。
意を決して元恋人のもとを訪ねたところ、すでにアパートは退去済みで、別人が居住。電話もつながらず、完全に連絡手段を失ったことから、当探偵事務所に調査をご依頼いただきました。
調査内容
初回のヒアリングでは、依頼者の交友関係を詳細に確認し、元交際相手と接点のあった人物をリストアップ。共通の友人や職場関係者などに対して聞き込みを実施しましたが、対象者の現在の所在を知る人物は確認できず、調査は難航しました。
元恋人の旧い勤務先や携帯番号も手がかりとはならず、所在は不明のまま。そこで当探偵事務所では調査方針を転換し、対象者の出身校に着目。聞き込みの中で偶然、出身校の情報を知る人物と接触することができたのです。
その情報をもとに、対象者の卒業年度の卒業アルバムを入手し、実家の住所を特定。その後、調査員が対象者の両親へと接触しました。なお、探偵としての身分は明かさず、「旧友」としてさりげなく話を切り出す形で対応。結果、現在の居住地(住所)を把握することに成功しました。
依頼者からは「できれば復縁を目指したいので、彼女に交際相手がいないか確認してほしい」との要望があり、当探偵事務所では素行調査に移行。
張り込み・尾行を含む1週間の身辺調査を実施し、対象者が単独で行動しており、特定の交際相手と思われる人物は確認できないことを報告しました。
調査結果
調査結果を受け、依頼者は非常に喜ばれていましたが、「いきなり会いに行くと警戒されるのでは」と不安も口にされていました。そこで当探偵事務所では、自然な形で再会できるようアドバイス。
対象者の勤務先が飲食店であることが判明していたため、依頼者には「偶然を装って来店する」という方法を提案しました。
依頼者はそのアドバイスを忠実に実行し、数日おきに来店しては短く会話を交わすという、控えめながらも誠実なアプローチを続けたとのことです。
そして約1ヵ月後、対象者の心も徐々に開き始め、ついには連絡先の交換と再会の約束が実現。その後、ふたたび恋人関係へと発展したとの報告を受けました。
今回のように、元交際相手との復縁を希望するケースでは、慎重な対応が不可欠です。
感情のままに押しかけてしまえば、相手に不安や恐怖を与えてしまい、かえって関係修復の道を閉ざしてしまうリスクもあります。
- 元交際相手の所在確認と併せて、現在の交際状況や生活環境を把握したいというご依頼は多く寄せられています
- 対象者が既婚であったり交際相手がいる場合には、復縁の希望は一時保留にし、気持ちに区切りをつけるという判断も重要です
「もう一度謝りたい」「後悔している」と思った時点で行動を起こすことには大きな意味があります。
当探偵事務所では、単なる所在調査にとどまらず、その後の接触方法や感情の整理までを視野に入れたご提案を行っております。
復縁を希望される方も、まずはお気軽にご相談ください。調査はあなたの背中を押し、未来に向かう一歩をサポートするものです。
40年ぶりに生き別れた弟と再会できた所在調査の事例
依頼内容
神奈川県在住の依頼者(50代男性)から、「幼い頃に生き別れた弟の行方を探してほしい」とのご相談を受け、当探偵事務所が所在調査を行った事例です。
依頼者は幼少期に両親を亡くし、親族のもとへ引き取られる形で里子に出されました。一方、生まれて間もなかった弟は児童養護施設に預けられ、以降、長年にわたって音信不通の状態が続いていたとのことです。
何度か自力で探そうと試みたこともあったそうですが、確たる手がかりを得ることはできず、再会は叶わぬものとして諦めかけていたといいます。
そんな折、ビジネス誌に掲載された同姓同名の人物の記事を目にし、「もしかして弟かもしれない」と直感。希望を抱いた依頼者は、当探偵事務所に対象人物の身元確認を依頼されました。
調査内容
依頼者のご希望により、調査の事実を相手に知られないよう極めて慎重に調査を進行。まずは、ビジネス誌に掲載された人物について身元の調査を行った結果、依頼者の弟とは別人であることが判明しました。
当初の期待に反する結果に、依頼者は落胆されていましたが、依頼時点で弟の名前と出生地の情報が残っていたため、「本格的な所在調査であれば可能性はある」と判断。当社から調査継続のご提案を行い、依頼者もこれを了承。正式に再契約のうえ、全国規模での調査が始まりました。
対象者が数十年にわたって音信不通であり、転居歴も不明であることから、当探偵事務所では全国の支局ネットワークを活用し、同姓同名の人物を徹底的に洗い出しました。
その数は百数十名に及びましたが、年齢や出身地などの条件を照らし合わせることで、対象者を10名程度にまで絞り込みました。
最終的な特定のため、各候補者に対して探偵調査とは分からない形で秘密裏に接触。調査範囲は九州から東北まで広範囲に及びましたが、当社各地の支局の協力も得て、対象者の生活情報や家族構成などを詳細に調べ上げました。
その結果、関西在住のある男性が、依頼者の弟である可能性がきわめて高いことが判明。さらに、男性の妻や親族からも「幼少期に兄と生き別れになった」という証言が得られ、出生地も依頼者と完全に一致していることから、ほぼ間違いないと確信しました。
調査結果
調査報告を受けた依頼者は、40年という歳月を超えて弟の存在が確認できたことに大きな感動を覚えた様子でした。しかし、「相手に迷惑をかけないだろうか」と再会への不安も口にされました。
そこで当探偵事務所では、正式に探偵事務所として名乗ったうえで、対象者本人に連絡を取りました。
対象者は話を聞くと、「まさか兄が生きていたとは…」と驚きつつも、再会を心から望んでいる様子でした。
その後、依頼者の連絡先を伝え、数日後には両者の対面が実現。実に40年ぶりとなる兄弟の再会が果たされました。
当事例では、依頼者の意向により、ほぼすべての調査工程を秘密裏に実施。再会の可能性だけでなく、相手の生活や感情にも最大限配慮しながら進められた点が大きな特徴です。
- 対象者のプライバシーを守りながら、確実に情報収集を行うには、慎重な手順とネットワークが不可欠
- 再会を望む気持ちと、相手に配慮する姿勢のバランスが、成功の鍵となる
数十年音信不通だったご家族との再会――それは奇跡ではなく、確かな技術と誠意の積み重ねです。
当探偵事務所では、人探しのプロフェッショナルとして、全国対応・秘密厳守を徹底しながら、あなたの思いを形にするお手伝いをしています。
ご家族、親族、恩人など、大切な人の所在が分からずお困りの方は、ぜひ一度当事務所までご相談ください。
婚活サイトで知り合った交際相手の所在調査と結婚詐欺の発覚事例
依頼内容
神奈川県在住の依頼者(40代男性)から、「突然連絡が取れなくなった交際相手の所在を調べてほしい」とのご相談を受け、当探偵事務所が調査を行った事例です。
依頼者と対象者の女性は、婚活サイトを通じて知り合い、約半年にわたって交際を続けていました。将来の結婚も見据えた真剣な交際だったといいますが、ある日突然、女性から一方的にメールで別れを告げられ、それ以降、音信不通に。
電話も通じず、SNSなどもすべてブロックされていたため、依頼者は何があったのか分からず深く思い悩み、インターネットで当社を見つけてご連絡くださいました。
調査内容
男性から女性の所在調査を依頼される場合には、ストーカー規制法との関係を十分に確認したうえで対応する必要があります。
今回の案件については、交際の履歴や金品の授受に関する具体的証拠があることなどから、事件性の懸念があると判断。調査の安全性が確保されていると判断したうえで、ご依頼をお引き受けしました。
依頼者より提供された電話番号をもとに、まずは身元の照会を実施。その結果、依頼者が知らされていた女性の氏名や年齢が虚偽であったことが判明しました。ただ、ネット上での出会いにおいて素性の一部を偽る行為は珍しくなく、この時点では特段の疑念はありませんでした。
しかし、実際の素行調査において、女性が調査対象者本人であることを確認した一方で、複数の男性と同時に交際していること、複数の携帯電話を使い分けていることなど、通常とは異なる行動が浮かび上がってきました。
不審に思った当社調査員が依頼者から追加でヒアリングを行ったところ、女性に対して交際中にかなりの金品を提供していたことが明らかに。にわかに結婚詐欺の疑いが強まりました。
当社から状況を丁寧に説明したところ、依頼者も事態の深刻さを認識し、被害届を提出する決意をされました。当探偵事務所では、証拠資料や行動記録を整理のうえ、警察へ正式に情報を提供しました。
調査結果
被害届の受理後、警察は捜査を開始。被害者が依頼者以外にも複数いること、同様の手口を繰り返していたことなどから、詐欺行為の悪質性が認められ、女性は程なく逮捕されました。
依頼者はその後、民事訴訟を提起し、100万円近い被害金額の賠償を回収するに至りました。この事件については一部メディアでも取り上げられ、同様の被害防止に向けた注意喚起にもつながっています。
近年、婚活サイトや出会い系アプリを通じて出会った相手に関する所在調査のご依頼は増加傾向にあります。
特に、突然連絡が取れなくなった・金品を提供したまま関係が消滅したというケースでは、詐欺などの犯罪に発展するリスクも否定できません。
- 電話番号さえ分かっていれば、身元調査や所在確認は可能なケースが多い
- 一方的に連絡を断たれた場合、復縁は困難であり、冷静な判断が重要
相手の真意を知りたい、不審な行動が気になる――そんなときこそ、冷静な調査が力になります。
当探偵事務所では、事件性の有無にかかわらず、調査の安全性や適法性を慎重に確認しながら、あなたのご不安に向き合います。
出会いがネットを通じて広がる今だからこそ、相手を知るための手段として、ぜひ当事務所の調査をご活用ください。
突然の失踪から浮気発覚へと発展した夫の所在調査事例
依頼内容
神奈川県在住の依頼者(40代女性・専業主婦)から、「夫が突然家を出て行き、連絡が取れなくなってしまった」とのご相談を受け、当探偵事務所が所在調査を行った事例です。
依頼者と夫は結婚して10年目。子どもには恵まれていなかったものの、特に夫婦仲に問題はなく、平穏な生活を送っていたといいます。
しかし、ある日突然、夫が何の前触れもなく自宅を出て行き、そのまま音信不通に。依頼者は事故や事件を疑い、夫の勤務先に連絡したところ、1週間前に自ら退職していたことが判明しました。
「事故などではなく、夫が自ら姿を消したのだ」と確信した依頼者は、親しい友人に相談。その友人のすすめで、当探偵事務所にご連絡をいただきました。
調査内容
まずは、夫の勤務先から情報収集を実施。人間関係や仕事上のトラブルの有無、退職理由について確認したところ、解雇ではなく自主退職であることが分かりました。依頼者からのヒアリングでも、家庭内で特段のトラブルは確認できず、多重債務などの金銭的な問題も見当たりませんでした。
調査開始後しばらくは手がかりがつかめず、捜索は難航。しかし数日後、依頼者のもとに友人から「夫に似た人物を見かけた」という目撃情報が寄せられました。情報をもとにエリアを特定し、周辺の賃貸住宅の居住者情報を照会。最終的に、対象者の居住先を特定することに成功しました。
当社調査員が現地で張り込みを行ったところ、夫が深夜に見知らぬ女性と共に帰宅する姿を確認。愛人の存在が疑われたため、調査を素行調査へと切り替え、同棲状態や行動パターンを詳細に記録。複数日に渡る尾行の結果、浮気の証拠写真も確保しました。
調査結果を踏まえ、依頼者の同意を得たうえで、当社は対象者(夫)に接触を図りました。
調査結果
本人との面談において、夫は愛人との関係を認め、「夫婦関係を解消したかったが、直接話す勇気がなく家を出た」と説明。すでに数年にわたって女性と交際していたことも明かし、「復縁の意思はない」と明言しました。
この報告を受けた依頼者は、大きなショックを受けたものの、自身が一方的に裏切られた事実を重く受け止め、離婚と慰謝料請求を決断。その際、当探偵事務所が提携している弁護士をご紹介しました。
- 夫に対しては、不貞行為の責任を問う慰謝料請求
- 同棲相手の女性に対しても、共同不法行為として慰謝料を請求
夫側も弁護士を立てて対応してきましたが、すでに浮気の証拠が揃っていることから争う余地はなく、協議の結果、請求額満額での慰謝料支払いに応じる形で和解となりました。
今回のケースのように、当初は「家出」や「失踪」と思われた出来事が、調査を通じて「浮気」や「別の問題」へと発展することは少なくありません。
調査の性質が途中で変化する場合、期間・費用の見直しが必要になるケースもありますが、段階的に適切な対応を講じることが、精神的・法的な損失を最小限に抑える鍵となります。
当探偵事務所では、人探し・浮気調査・証拠収集に至るまで、段階ごとの調査方針や見積もりの提示を徹底し、依頼者様にとって最善の結果を導くためのサポートを行っております。
「突然家を出た配偶者が戻らない」「理由もわからず連絡が取れない」といったケースでは、まずは一度、当探偵事務所にご相談ください。
経験豊富な調査員が、ご状況に応じた調査プランをご提案し、あなたの不安と疑問の解消に全力で取り組みます。
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