音信不通の恩師を探し再会へとつないだ調査【横浜の人探し調査事例】

依頼内容

依頼者は神奈川県在住の30代女性。中学・高校時代に長期の登校拒否を経験し、一時は進学すら危ぶまれる状況にありました。
そんな折、担任教師が毎日自宅に訪ねてきては励まし、寄り添ってくれたことが心の支えとなり、彼女は再び学校に通うようになったといいます。

その恩師のおかげで無事に高校を卒業し、大学進学、就職、そして数年前には結婚まで果たしました。結婚式にも恩師を招待するなど、その後も年賀状のやり取りを続けてきましたが、ここ数年は音信が途絶えてしまい、居場所がわからなくなったとのこと。
「今の私があるのは、あの先生のおかげ」──そう語る依頼者は、恩師の安否を案じ、行方調査を当探偵事務所にご依頼くださいました。

調査内容

まずは恩師がかつて勤務していた公立高校の事務局に連絡を取り、過去の異動履歴を確認しました。
その結果、恩師は過去10年の間に3度の転勤を経て、現在は九州地方の教育関連機関で顧問として勤務していることが判明しました。

しかし、その教育機関は個人情報保護の観点から在籍者に関する情報提供を一切拒否。所在は特定できそうでできない、という状況に直面しました。
そこで、当探偵事務所では調査対象エリアをある程度限定したうえで、実地での聞き込み調査を実施する方針をとりました。

調査員は対象の市区町村を訪れ、関係者・学校関係の人物・近隣住民を中心に、1週間にわたって地道な聞き込みを行いました。
その結果、対象者と思しき50代男性の存在が浮上。自宅を訪問し、慎重に本人確認を行ったところ、当時の担任教師本人であることが判明しました。

行方調査の依頼があったことを伝えると、対象者は恐縮した様子で、「引越しの際に教え子たちの連絡先を紛失してしまい、気がついたら疎遠になってしまっていた」と語ってくださいました。

調査結果およびその後

依頼者に調査結果を報告したところ、恩師が無事であることを知り、とても安堵したご様子でした。
その後、お互いの連絡先を再び交換し、近々再会の場を持つ予定となっています。

また、この恩師を慕っていた元教え子は依頼者だけではなかったようで、調査結果を知った複数の同級生たちからも「探してくれてありがとう」と感謝の言葉が寄せられました。

今回のような恩師の行方調査では、学校関係者に協力を仰ぐのが基本ですが、2005年の個人情報保護法施行以降、第三者からの情報提供は非常に難しくなっています。
教え子であっても所在を知ることが難しく、探偵や興信所への相談が年々増加しているのが実情です。

学校側が情報提供を断る場合には、今回のように地道な現地調査が求められます。
人探しは情報と時間が勝負。 特に年月が経っている場合には、所在確認に数週間を要するケースも少なくありません。

「会いたいと思ったときにはもう遅かった」と後悔する声も少なくありません。
感謝の気持ちを伝えたい、人生を支えてくれた恩師にもう一度会いたい、という思いがあるなら、できるだけ早くご相談いただくことをおすすめします。

当探偵事務所では、調査対象者への接し方も含めて丁寧にサポートいたします。
どうか、大切な人への「ありがとう」を伝えるお手伝いをさせてください。

※プライバシー保護の観点から、依頼者の属性(年齢・性別・職業・住所)や依頼内容につき、一部変更を加えています。

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