女性専用シェアハウスで盗撮被害…共用部に隠された小型カメラ【横浜の盗聴・盗撮器発見調査事例】
調査依頼の経緯
横浜市西区にある女性専用シェアハウスに入居中の依頼者(20代女性 学生)から、「誰かに日常生活を監視されているような感覚がある」との相談を受けました。
依頼者はある日、入居者の一人が「最近、洗面所で〇〇してたでしょ?」と何気なく話しかけてきたことに違和感を覚えました。依頼者はそういった習慣を誰にも話していなかったため、「もしかして見られているのでは?」と不安になったとのことでした。
調査開始と盗撮器の発見
共用スペースにおいて、目視点検および探索機器による精密調査を実施。まず洗面所の鏡裏に、磁石で固定されたWi-Fi対応の超小型カメラを発見。鏡の曇り止めフィルムの裏に貼り付けられていたため、非常に気付きにくい設置でした。
また、リビングに置かれた観葉植物の鉢内部からはUSBメモリ型の録画式カメラを発見。こちらは定点撮影型で、防犯カメラ映像から同一人物が夜間に繰り返し鉢に接触していたことから、録画データが定期的に抜き取られていたと推測されました。
犯人の特定とその後の対応
シェアハウスの管理会社と協力し、防犯カメラの映像を確認したところ、ある入居者が深夜に共用スペースへ頻繁に出入りし、鏡や観葉植物に不審な動きをしている様子が複数回確認されました。
事情を聴いた結果、その入居者は盗撮行為を認め、「知人の男性から“中の様子を撮影して送ってほしい”と頼まれ、お小遣いをもらっていた」と供述。軽い気持ちで引き受けたものの、深刻な問題であることを認識していなかったと話しました。
この入居者は即日退去処分となり、依頼者の意向により警察へ被害届が提出され、捜査が開始されました。
このような被害を未然に防ぐためには、シェアハウスを選ぶ段階から注意が必要です。特に以下のような点に気をつけることが推奨されます。
- シェアハウス選びの際は、防犯カメラや管理体制の有無を確認
- 共用部での不自然な行動・視線を感じたら早期に記録を取る
- 完全個室タイプやオートロック付きの物件を優先して選ぶ
身近な生活空間でも盗撮被害は起こり得ます。特に共用部の多い住宅では、防犯意識を高く持ちましょう。
※プライバシー保護の観点から、依頼者の属性(年齢・性別・職業・住所)や依頼内容につき、一部変更を加えています。
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