「まったく関わりのない人から突然ストーカー被害にあった」――そんなご相談が、近年とくに増えています。いわゆる“都市型ストーカー”と呼ばれるケースで、被害者にとっては予測不能で恐怖の大きい事態です。
従来のストーカーとは異なり、都市型ストーカーは加害者と被害者の間に接点がないことが多く、発見も対策も遅れがちです。しかし、早い段階で違和感に気づき、適切な対処をすれば、被害を未然に防ぐことも可能です。
この記事では、探偵の視点から都市型ストーカーの特徴や対処法について解説します。身近に起こり得る危険から自分や大切な人を守るために、ぜひ最後までご覧ください。
無関係な人を狙う“都市型ストーカー”とは
「ストーカー」と聞くと、多くの人は元恋人や職場の知人といった、ある程度関係のあった人物を思い浮かべるでしょう。しかし、近年都心部を中心に増えているのが、見ず知らずの他人を一方的に執着して追いかける“都市型ストーカー”です。
被害者にとってはまさに寝耳に水。全く接点がないと思っていた人物から、ある日突然つきまとい行為を受ける――。私たち探偵事務所にも、こうした「都市型ストーカー」に関するご相談が急増しています。
“都市型ストーカー”に共通する3つのタイプ
私たちが実際に調査してきたケースの中で、都市型ストーカーには以下のような傾向が見られます。
- 感情型:一方的な恋愛感情が暴走し、接点のない相手につきまとう
- 復讐型:些細な出来事に執着し、恨みを募らせて攻撃的行動に出る
- ゲーム型:ターゲットを“遊び”として見なし、反応を楽しむ目的でストーキング
いずれも“相手の同意や関係性”を一切無視した危険な執着です。ターゲットの生活範囲に入り込むことで、精神的なダメージを与えたり、最悪の場合は暴力や犯罪に発展することもあります。
都市型ストーカーはなぜ見抜きにくいのか
元交際相手などと異なり、都市型ストーカーは被害者との接点が薄いため、最初は単なる偶然と思ってしまうことがほとんどです。「たまたま同じ電車だった」「偶然スーパーで見かけた」――そんな些細な違和感が、実はストーカーの計画的な接近だったというケースもあります。
また、ストーカー側が自分の行為を正当化している場合も多く、行動に一貫性がなく読みにくいのも特徴です。そのため、証拠を集めるのが非常に困難で、被害が深刻化してからようやくストーカーと認識されることも少なくありません。
探偵が行う都市型ストーカー調査とは
当探偵事務所では、都市型ストーカーの被害者からの依頼に対し、尾行や張り込み、周辺環境の聞き込み調査を通じて、ストーカーの行動パターンを可視化することに努めています。
場合によっては、調査機材を使った監視や録画記録の取得、対象者の身元特定まで行うこともあります。早期に証拠を押さえることで、警察との連携や法的手続きがスムーズになり、加害行為を止めさせる有力な手段となります。
性別を問わず誰でも被害者になり得る
ストーカー被害というと女性を想像しがちですが、実際には男性の被害も少なくありません。復讐型やゲーム型のストーカーは、相手の性別に関係なくターゲットを選びます。
「自分には関係ない」と油断せず、何か不審な出来事が続くようであれば、早めに相談することが大切です。
お困りの方は今すぐご相談ください
都市型ストーカーの被害は、時間が経てば経つほど深刻化します。小さな違和感を放置せず、こちらから無料相談をご利用ください。全国どこからでも対応可能です。
当探偵事務所では、ストーカー調査の詳細ページでも、調査の流れや実際の対応例をご紹介しています。お悩みの方はぜひご一読ください。